人気のホームアプリの1つに『GO ランチャー EX (Go Launcher EX)』があります。これと同じ開発チームが作成した新しいホームアプリ、それが『Next Launcher』です。
無料だった『GO ランチャー EX (Go Launcher EX)』に比べ1,318円とかなり高額になっていますが、3Dなビジュアル要素をふんだんに使った、リッチなエフェクトが楽しいホームアプリに仕上がっています。
動き自体は公式の動画を見たほうがわかりやすいので、まずはこちらをご覧ください。
Evolution!The formal version of Next Launcher, 3D Android Launcher|YouTube
起動直後は普通のホームアプリのように見えますが、アプリの配置からして凄いです。
普通のホームアプリは縦横をグリッドで区切って、そこにアプリアイコンやウィジェットを配置します。ところが『Next Launcher』はそのグリッドという概念がありません。画面上の自由な場所にアイコンを移動できます。
アイコンやウィジェットは重ねておくこともできます。重なり順は、最後に移動したものが一番上です。更に、アプリアイコンについては自由に回転させることもできます。
下手にバラバラに配置しても、散らかっている印象になってしまいますが、そういう配置もできる、というのが凄いです。
アイコンを長押しするとメニューが表示されます。このときのエフェクトも数種類用意されており、設定で切り替えることができます。
複数のアイコンを選択してまとめて編集することもできます。そのときのアイコン選択時には指をドラッグした後が光って表示されます。こういう細かいところまでいちいちカッコいいのです。
ドック部分を上にスワイプするとスクリーンプレビューになります。ここも3D表示がカッコいい。
表示されているスクリーンを長押しして左右に移動することで、配置されているアイコンやウィジェットごとスクリーンの順番を入れ替えることができます。
『GO ランチャー EX (Go Launcher EX)』で定評のあったドロワーはやはりこちらでも便利です。
アルファベット順やダウンロード順で並び替えられるほか、任意の位置に自分で入れ替えることもできます。
ドロワー内でのフォルダ作成ももちろん可能です。
右下のボタンから、ホーム画面にアプリを追加することができます。ここも3D表示になっており、アプリを上の画面に投げ込むようにして追加します。
本アプリと一緒にリリースされている『Next Switch Widget』もまた本アプリに似合ってカッコいい。
次世代ということもあって、なかなかスマホ本体のパワーも必要なようです。推奨環境としてはAndroid2.3.3、デュアルコア以上となっています。
今回の私の環境(シングルコア1GHz、RAM512MB、xperia arc等とほぼ同等の端末)では、メモリを軽く30MBほどは取っていましたが、動き自体は特に引っかかりもなく軽快に動いていました。ウィジェット等をたくさん置くとまた変わってくるとは思いますが。
また、アイコンの変更ができない、スクリーン切り替えのエフェクトが少ない、テーマ変更が無いなど、『GO ランチャー EX (Go Launcher EX)』よりも劣化してしまっている部分もあります。この部分については、今後のアップデートに期待したいところです。
どうしても無料の『GO ランチャー EX (Go Launcher EX)』と比べてしまうので、今1318円の価値があるかと言われれば、ちょっと考えてしまいます。しかしまだ正式リリースしたばかりですし、今後の成長にかなり期待は持てるアプリだと思います。