アプリに写真、音楽に連絡先…スマホは扱うデータが多く、管理が大変です。
iPhoneなら「iTunes」を使ってパソコンでデータ管理できますが、残念ながらAndroidは非対応。
そんな中でYahoo! Japanから、Windows向けのスマホ管理ソフト「Yahoo!スマホマネージャー」が登場しました。
スマホ内のアプリやファイル、連絡先などをパソコンの画面で管理できるほか、音楽やアプリを購入して、即スマホに転送できます。
これだけ高機能なのに無料で使えるのも嬉しいポイント。まさに「Android版iTunes」とも言えるソフトです。
まずは以下のページから「スマホマネージャー」のソフトをダウンロード、インストールします。
スマホの管理はおまかせ! – Yahoo! スマホマネージャー
対応OSはWindows XP・Vista・7。
インストール自体は「次へ」をクリックしていくだけで、特に問題はないでしょう。
ソフトを起動したら、画面の指示に従ってスマホをUSBケーブルで接続します。
接続したらスマホ側の「開発者向け設定」にて、「USBデバッグモード」をONにしましょう。(普段からONの方はそのままでもOK。)
スマホの認識がうまくいかない場合は、接続モードを見直してみましょう。
公式のサポートページには「カードリーダーモードで接続」とありましたが、編集部で試した限り「カードリーダーモード」では認識せず、「MTPモード」にて認識しました。
最後にパソコン経由でスマホに『Yahoo!スマホマネージャー』をインストールすれば準備完了。
(Yahoo! JAPANアプリ、Yahoo! JAPANウィジェット、Yahoo!マーケットアプリも同時にインストールされます)
次回以降はUSB接続するだけで、パソコン画面上にスマホマネージャーの起動ボタンが表示されます。
接続が完了して最初に表示されるのが「デバイス」画面。
こちらではインストール済みのアプリのアンインストールやアップデート、端末⇔SDカード間の移動が可能です。
通常は撮影の準備に手間がかかる「スクリーンショット」も手軽に撮影できます。
「ファイル管理」では、スマホのSDカードや内蔵ストレージのファイルを直接操作できます。
ダブルクリックでファイルを再生したり、簡単な編集をしたりできます。
ドラッグ&ドロップでWindowsのエクスプローラーとファイルのやり取りもできます。
「写真」「動画」「ドキュメント」では、スマホ内とパソコン内の各種データを一覧表示し、相互に転送できる機能です。
複数選択して、一括で転送や削除も可能です。
画像を選んで、直接壁紙に指定することもできます。
「バックアップ」では、スマホ内の連絡先とSMSをパソコン側に保存することができます。
vCardまたはOutlook CSV形式を選べるので、パソコンに取り込むのも簡単。
スマホのフルリセット後や機種変更後は、「復旧」でそのファイルを読み込むだけで、簡単にデータを戻せます。
スマホ内の連絡先・SMSのデータを直接閲覧・編集する機能もあります。
「音楽」ではパソコン⇔スマホ内の音楽転送や直接再生、着メロ設定ができます。
さらに「Tapnowミュージックストア」では、35万以上の曲を1曲250円前後で購入し、スマホに転送できます。
「アプリ」「ゲーム」では、「Yahoo!マーケット」「TapnowMarket」で配信中の1300本のアプリを直接インストールできます。
パソコン内のデータと同じ感覚でスマホのデータを扱えるので、スマホ内のデータを手軽に扱いたい初心者から、大量のデータを転送したいヘビーユーザーまで、あらゆるスマホ利用者にオススメのソフトです!