【Androidニュースのまとめ】 2013年1月15日 ~ 2013年1月18日

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KDDIが一般的なテレビを手軽にスマートTVに変えるスティック型のAndroid端末「Smart TV Stick」を発表した。また、ソニーがBluetoothスピーカーのラインナップにおけるハイエンド向け新製品を発表した。アプリでは無料通話アプリ「LINE」のユーザー数がついに1億を突破している。

新商品

(1) KDDI、Smart TV Stickを発表


Smart TV Stick本体と専用リモコン

KDDI、沖縄セルラーは2月中旬以降をめどにSmart TV Stickを発売すると発表した。Smart TV Stickは既存のテレビをスマートTVに早変わりさせる小型セットトップボックスで、ベースにはAndroidを採用している。テレビのHDMI入力端子に挿して使うもので、ネットワークはWi-Fiに対応している。

ウェブサイトの閲覧、YouTubeやniconicoなどのインターネット動画配信サービス、LISMO WAVEやradiko.jpなど様々な機能・アプリを利用することができる。操作は付属の専用リモコンか、リモコンアプリをインストールしたスマートフォンから行う。


利用イメージ

(2) ソニー、Bluetoothスピーカー「SRS-BTX500」と「SRS-BTX300」を発表

ソニーはNFCに対応し、ワンタッチでBluetoothペアリングができるワイヤレススピーカーの新商品「Xシリーズ」の2モデルを2月21日に発売する。よりハイエンドのSRS-BTX500とSRS-BTX300で、市場推定価格は前者が30,000円前後、後者が20,000円前後となる。


左から順にSRS-BTX500、SRS-BTX300

どちらも内蔵バッテリーを搭載するため、家庭用コンセントのない場所でもある程度の時間であれば駆動する。SRS-BTX500は連続6時間、SRS-BTX300は連続8時間程度の駆動が内蔵バッテリーだけでも可能だ。

そしてXシリーズは音質にもこだわりを見せる。特にSRS-BTX500はソニー独自開発の磁性流体を使ったサスペンション機構を採用している。これにより、主に中高域における音の再現力を高めるとともに、本体の小型軽量化も実現している。また、左右に2つのサテライトスピーカーと2つのパッシブラジエーター、中央にサブウーファーを備え、アンプは最大40W出力が可能だ。SRS-BTX300は2つのフルレンジスピーカーと大型のパッシブラジエーターを搭載し、アンプ出力は最大20Wとなっている。

ワイヤレススピーカー「Xシリーズ」『SRS-BTX500』|YouTube

アプリ

(1) LINEのユーザー数が1億を突破

NHN Japanが運営・提供する無料通話・無料メールアプリ「LINE(ライン)」のユーザー数が全世界で1億を突破した。LINEのサービス提供開始から19ヶ月での達成であり、これはTwitterやFacebookと比較しても非常に速いペースとなる。


LINEのユーザー数の推移

さらに、LINEはアプリをインストールしたユーザーの多くがアクティブに利用している点も大きな特徴。ソーシャルネットワーキングサービス等の場合、アクティブ率はどうしてもある程度限界があるものの、電話・メッセージのやり取りという携帯電話としての基本的コミュニケーション機能を提供するLINEの場合、非常に高い数字を記録している。2012年12月においてはアクティブ率は80.3%に達しているという。

イベント

(1) ABC 2013 Springが3月15日、16日に開催


ABC 2013 Springのバナー

日本Androidの会が主催するAndroidのイベント「Android Bazaar and Conference」(通称:ABC)の通算8回目のイベント「ABC 2013 Spring」が3月15日と16日の両日、明星大学日野校で開催されることが決まった。

今回はABC初の2日間の開催となる。

これまでのABCと同様にカンファレンスとバザールから構成されるイベントとなり、現在は登壇者・出展者の募集段階。そのため、今のところはイベント内容の詳細は未定となっている。とはいえ、いつものように通信事業者やメーカー、アプリデベロッパー、その他Android関連事業に取り組む企業・団体・個人が多数、カンファレンス・セッションやバザールでの出展をするものと期待される。

参加を考えている方は公式サイトをブックマークして、参加申込の受付開始を待とう。
ABC 2013 Spring | Android Bazaar and Conference 2013 Spring

通信事業者

(1) 東京メトロで携帯電話サービスのエリアが拡大

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスが共同して取り組んでいる東京メトロにおける携帯電話サービスのエリア整備が着々と進んでいる。1月17日正午から丸ノ内線の淡路町駅から東京駅間で新たに携帯電話が利用可能になっている。さらに、銀座線の銀座駅から青山一丁目駅、半蔵門線の神保町駅から三越前駅においても24日正午よりサービスの提供が始まる。

既に多くの路線・区間で携帯電話が利用可能になっており、該当区間では駅構内のみならず走行中の列車内でもデータ通信などをする事が可能だ。

あとがき

今回は4日分のニュースからいくつかの話題をピックアップしてお届けしました。KDDIのSmart TV Stickは、既存のテレビを手軽にスマートTV化するアイテムで、興味深いものです。テレビのスマートデバイス化はまだ本格普及しておらず、スタンダードなプラットフォームも決まっていません。AppleのApple TVはあくまで動画を視聴するためのデバイスであり、ウェブサイトの閲覧などはできませんし、PlayStation 3やXbox 360もスマートTV化させるほどの多機能さはありません。

その中でAndroidベースのこうした外付け機器や、Google TV搭載スマートTVなどは魅力的です。あとは人気が出るか、普及するかという点ですが、2013年はこの市場への注目が昨年よりも高まりそうです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







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