大好きなあの人に伝えたい想い、でも実際に口に出すのは難しい…そんな主人公が決死の思いで告白に挑みます。
電鍵を手にして!
名前からして『拝啓、モールス信号』ですからね。モールス信号で愛を伝えるという発想もさることながら、彼のポエムが何とも痛々し…いや愛に溢れていましてね?必死で打ち込んだ後の脱力感は体験する価値ありですよ。
仮に全て伝えられたとして、彼女は彼の愛に応えてくれるのか?ふたりの明日はどっちだ!
全てはここから始まった
ラブレターを書くのも苦手、言葉にするのはもっと無理。
そんな彼が選んだ手段は、父親直伝のモールス信号でした。…お父さん!
流れてくる信号にあわせ、短タッチと長タッチを繰り返します。
ここは昔ながらの流儀で「トン」「ツー」と言いながらプレイするのがよろしいかと。
一文字ごとに1~5桁のコードが決まっています。
どれかひとつでも間違えたらその文字はアウト。なかなか集中力が必要です。
愛は伝わるか?!
かなり歯抜け状態ながらも、とりあえず彼女が話を聞いてくれるようです。
…というか彼女は信号を理解しているのでしょうか?
失敗が多すぎると途中でゲームオーバー。
彼の悲痛な叫びが真に迫っていて、切ないほど大好きです。
やってることは単純ですが、意外と難しいです。やはり通信手段であるがゆえに、正確でなければならないからでしょうか。ちょっとしたミスで崩れてしまいます。
そして必死で打ち込んだ内容がコレなのか…と乾いた笑いしか出てこない瞬間。穴あきではもったいないので完全版を読みたいのですが、なかなか全ては伝えられないのです。
この後、彼女との関係は第2話、第3話と進みます。最終的に愛が伝わるのかどうか、あなたの目でご確認ください!