【Androidニュースのまとめ】 2013年2月16日 ~ 2013年2月22日

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台湾HTCがグローバル向けにフラッグシップモデル「HTC One」を発表した。約4.7インチでフルHD解像度という超高精細ディスプレイとフロントステレオスピーカー搭載などが魅力だ。また、イー・アクセスが、同社初となるLTE対応スマートフォン「STREAM X GL07S」と、モバイルWi-Fiルーターの新モデル2機種を発表している。

新商品

(1) HTC One

HTC One。フルメタルボディがエレガントだ。

HTCは米国時間19日にスマートフォンの新モデル「HTC One」を発表した。「HTC One」シリーズにおけるフラッグシップモデルとして3月以降にアメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東などの一部地域において順次リリース予定だ。残念ながら日本での販売は現時点で未定とされる。

HTC Oneの極めて精細なディスプレイのピクセル密度は468PPIだ。これは5インチでフルHDのディスプレイを持つ「HTC J butterfly」などの上を行く密度。また、「HTC BoomSound」と名付けられたサウンド機能も魅力。フロントにステレオスピーカーを搭載し、内蔵アンプによって歪みの少ない高品質のサウンドを楽しむことができる。もちろん、HTC J butterflyにも搭載された「Beats Audio」もサポートする。

また、プロセッサにはQualcomm Snapdragon 600(1.7GHz)を採用する。現時点で最高スペックのマシンと言っても過言ではないだろう。

New HTC One – First Look|YouTube

(2) EMOBILE LTE初のスマートフォン「STREAM X GL07S」

イー・アクセスは3月7日に「EMOBILE LTE」に対応した初のスマートフォン「STREAM X GL07S」(ファーウェイ製)を発売する。STREAM Xの発売にあわせてLTE対応スマートフォン向けの料金プラン、キャンペーン等も用意される。さらに、STREAM Xはイー・アクセスにとって初の「おサイフケータイ」対応機種でもあり、「モバイルSuica」や「楽天Edy」など、いくつかのサービスが利用可能だ。


STREAM X GL07S

端末としての基本的な仕様はハイスペックだ。クアッドコアCPUに約4.7インチのHD液晶、下り最大75Mbps・上り最大25MbpsのEMOBILE LTEに対応し、有効画素数約1,300万画素のメインカメラ、容量2,350mAhのバッテリーを搭載する。「Pocket WiFiウィジェット」もプリインストールされ、Wi-Fiテザリングもワンタッチで利用できる。

さらに、STREAM XはLTEにおいて「UE Category4」をサポートする。この規格は帯域幅20MHzで下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsを可能とする。現時点でのEMOBILE LTEは帯域幅10MHzのサービスであり、この速度をサポートしていないが、将来的に対応した場合に、STREAM Xは利用できる余地を持つことになる。

(3) EMOBILE LTE対応モバイルWi-Fiルーター「GL05P」と「GL06P」

イー・アクセスはSTREAM XとあわせてモバイルWi-Fiルーター2機種を発表した。GL05P(AnyDATA製)とGL06P(ファーウェイ製)だ。両機種とも連続で最大12時間のLTE通信が可能だが、仕様はいくつかの部分でやや異なる。まず、GL05Pは約108gと小型軽量なことが大きな特徴。さらに、専用クレードルが標準で同梱される。クレードルは充電スタンドとしての使用のほか、有線LANを接続してGL05Pをアクセスポイント化させることもできる。

一方のGL06Pだが、STREAM Xの話題でも触れたUE Category4をサポートする。そのため、将来的にEMOBILE LTEが高速化し、UE Category4を利用できるようになったときに対応できる余力を持つ。


GL05P


GL06P

(4) KDDI、レコーター内の録画番組をスマートフォン等で視聴できる「Remote TV」を発売


Remote TV(KDDIテクノロジー製)

KDDI、沖縄セルラーは23日に「Remote TV」を発売した。Remote TVはブルーレイレコーダーなどで受信・録画したテレビ番組をスマートフォンやタブレット、PCなどで手軽に視聴できるようにする機器。Remote TVの購入においては、auの回線契約などが必要ない点も特徴の一つ。

テレビとレコーダーの間にRemote TVを接続することでこの製品は機能する。家庭内のWi-Fiネットワークへ接続すれば、同一ネットワーク下にあるスマートフォンなどの端末からテレビ番組をワイヤレスで視聴可能になる。さらに、3GやLTEなどを利用し、外出時にスマートフォンから視聴することもできる。そして、レコーダーのリモート操作機能も持つので、チャンネル操作や録画予約などのほか、ブルーレイディスクやDVDの再生までスマートフォン等の端末からできる。

通信サービス

(1) NTTドコモのXiの契約数が1,000万を突破


Xiの契約数の推移

NTTドコモ(以下、ドコモ)が2010年12月24日に提供開始したLTE規格の通信サービス「Xi」の契約数が2年と約2か月をかけて1,000万件に達した。開始から1年間は緩やかな推移だったが、2012年から大きく伸び始め、直近の約6か月間で500万件の上乗せだ。

ドコモにとって1,000万件突破は大きなマイルストーンだが、ユーザーにとっては回線の更なる混雑を招く状況をも意味している。それだけに、Xiのインフラ強化、エリア拡大への取り組みにも注目だ。ドコモはXiのエリア拡大を積極に進める一方で、最大速度の向上にも取り組む。同社は現在Xiの下り最大速度112.5Mbpsのサービスを一部のエリアで提供しているが、それを6月までに50都市以上に拡大する。さらに、2014年3月末までに最大速度を150Mbpsにまで引き上げる予定だ。

今後もXiのユーザー数が増加することは確実なので、回線強化にも期待したいところだ。


Xiの今後の計画

あとがき

EMOBILE LTE対応の新商品が計3機種発表されました。特にSTREAM Xはイー・モバイル初のLTEスマートフォンということで注目です。STREAM Xは実はWi-Fiテザリングを連続で最大8時間もすることができます。その点も魅力の一つです。また、HTCが発表したグローバルモデル HTC Oneも素晴らしいですね。

なお、25日からスペイン・バルセロナでは世界最大のモバイル見本市「Mobile World Congress」が開催されます。こちらも注目です。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







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