米Twitterは4日(現地時間)、同社が運営するTwitterクライアント「TweetDeck」のAndroid版・iPhone版・AIR版の開発を中止するとTweetDeckの公式ブログ上で発表した。
今後はパソコンのブラウザ上で動作するWebアプリ版やChromeアプリ版のみの提供となり、5月前半にはアプリストアから削除するとしている。
同社では2011年5月にTweetDeckを買収して傘下に収めていたが、買収後にAndroidアプリの目立ったアップデートは行われないまま終了となってしまった。
スマホではTwitter公式アプリを
TweetDeckの公式ブログ上では、「パソコンではTweetDeckを使用しているユーザーでも、スマートフォンではTwitter公式アプリを使っている傾向がある」とスマートフォンアプリ開発終了の理由を説明している。
同社では「Twitter API 1.1」を公開して開発社向けに3月5日までの対応を促しているが、TweetDeckはこれに対応しない。
これによりAndroid向けアプリの一部機能が利用できなくなる可能性があり、継続的な利用は推奨されない。
なお、パソコン向けのWebアプリ版やChromeアプリの提供は継続され、そちらの開発に注力するとしている。
Webアプリ版等は下記ページより利用できる。
・TweetDeck by Twitter
【関連情報】
・An update on TweetDeck – The TweetDeck Blog
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