【最新アップデート】Google、Android向け『Chrome Beta』にプロキシサーバーを利用して高速化するSPDYを導入
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米Googleは5日(現地時間)、Android向けブラウザアプリ『Chrome Beta』の最新版を提供開始した。
今回のアップデートでは、画像データなどをプロキシサーバー上で圧縮してWebページの表示を高速化する機能「SPDY」が追加された。
同機能を利用するには、専用の設定画面を開き有効にする必要がある。
対応機種はAndroid 4.0以上の端末で、Playストアより無料でダウンロード、使用できる。
セキュアな通信には適用されない
今回のアップデートで追加された「SPDY」は2009年にGoogleが発表した高速化技術で、パソコン向けのChromeやFirefoxで採用されている。
サイトコンテンツをダウンロードする際に、Googleの圧縮サーバーを利用することでダウンロードデータ量を削減し、表示を高速化する。
なお、HTTPS通信やシークレット(プライベート)モード利用時など、セキュアな通信には適用されないようになっている。
そのほか、デスクトップ版Chrome Betaとパスワード自動入力データの同期が行えるようになるとのこと。
【SPDYの利用方法】
- 1. Chrome Betaアプリでchrome://flagsにアクセス
- 2. Enable Data Compression Proxyを有効にする
【利用イメージ】
【関連情報】
・Chromium Blog: Data Compression in Chrome Beta for Android
・Android向けChromeのβ版、SPDYサポートで高速化 – ITmedia エンタープライズ
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