先日、定番オンラインノートサービス「Evernote」に対して不正なアクセスがあったことが明らかになりました。
不正アクセスと言っても保存しているノートの情報にアクセスされた形跡はなく、ユーザーのIDや暗号化されたパスワードが流出した可能性があるとのことです。
万が一暗号化されたパスワードが流出していても、簡単に復号することはできません。
しかし、Evernoteでは追加の安全策として全ユーザーのパスワードリセットを行いました。
多くの方にはメールが届いていており、大抵の方はブラウザで再設定を済ませていると思います。
しかし、まだパスワードを再設定していないユーザーはアプリから簡単に再設定することができますよ!
アプリからパスワードの再設定を行うには、アプリが最新版である必要があります。
まずはPlayストアでEvernoteアプリが最新であるか確認してください。
もし最新版をまだダウンロードしていない場合は、ダウンロードしましょう。
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アプリを起動したら、アカウントの認証を行うために右下のメニューから「同期」をタップしましょう。
この時、ネットワークに繋がっている必要があります。
しばらくするとパスワードの入力が求められるので、いつものパスワードで認証します。
その後、もう1度ログイン画面が表示されるので再度ログインします。
次の画面でパスワードのリセットについて案内されます。
内容をよく読んで確認したら、使っているメールアドレスと新しく決めたパスワードを2箇所入力して「リセット」を選択します。
最後にアプリでもう1度新しいパスワードを入力して認証できたら、設定完了です!
今回Evernoteで不正アクセスという事態が発生しましたが、セキュリティに100%の安全はありません。
どんなに有名なサービスでも、不正アクセスなどによるアカウントやパスワードの流出の可能性が少なからずあります。
万が一の備え、以下の項目をチェックしてみましょう。
- 名前や誕生日など推測しやすい文字列をパスワードを使用しない
- 複数のサービスで同じパスワードを使用しない
- オンライン上に重要なパスワードを保存しない
- 公衆無線LANで重要なサービスにログインしない
1番目は言語道断ですが、2番目の「複数のサービスで同じパスワード」は結構やっている人が多いのではないでしょうか。
1つのサービスで流出した際に、他のサービスも一斉に乗っ取られてしまう可能性があります。
ネットバンクアカウントなど、最重要なパスワードは別々に設定することを強くオススメします。
また、Googleアカウントでは二段階認証を設定することで、飛躍的に安全性が向上するのでまだ設定していない方はぜひ設定してみください。
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