【Androidニュースのまとめ】 2013年3月23日 ~ 2013年3月29日

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バッファローが防水対応、ノイズキャンセルマイク搭載の片耳タイプのヘッドセットを発売する。
ソニーは品川-新大阪間の新幹線の乗客向けに「Xperia Tablet Z」を無料で貸し出すキャンペーンを実施中だ。

また、通信事業各社は、「災害用音声お届けサービス」の相互利用を開始した。
これにより、他社携帯電話宛にも「災害用音声お届けサービス」で音声メッセージを届けることができるようになる。

新商品

(1) バッファロー、防水対応ヘッドセット「BSHSBE22」シリーズ


「BSHSBE22」シリーズ

バッファローは4月下旬より片耳タイプのBluetoothヘッドセット「BSHSBE22」シリーズを発売する。
このシリーズにはシルバーの「BSHSBE22SV」とガンメタリックの「BSHSBE22GM」という2色のカラーバリエーションが用意される。

大きな特徴はIPX6相当の防水仕様を備える点だ。これにより、雨の日での屋外で使用できるので、屋外で仕事をする方向けにとても便利なアイテムと言える。
さらに、側面にラバー素材を採用しているので落下衝撃などにも強い。

もう1点、アクティブノイズキャンセルマイクを搭載し、周囲の雑音をカットしてくれるのも魅力の一つ。
加えて、接続機器側が対応していれば「HD Voice」と呼ばれる技術も利用できる。これにより、さらにクリアな音質が実現される。

キャンペーン

(1) ソニー「Xperia Tablet Z eXpress」

ソニーは4月8日まで、JR品川駅と新大阪駅においてタブレット「Xperia Tablet Z」を無料で貸し出すキャンペーン「Xperia Tablet Z eXpress」を実施中だ。
このキャンペーンは品川駅-新大阪駅間の新幹線を利用する方向けに行われているもので、駅で借りて、乗車中にXperia Tablet Zを試用することができる。

借りるためには「Xperia Tablet Z eXpress」のブースへ行き、手続きが必要だが、所要時間は約10分程度と短いので手軽に試用できるチャンスだ。
ただし、返却は新幹線降車後20分以内に行う必要があるので注意したい。


「Xperia Tablet Z eXpress」のブース

通信事業者・通信サービス

(1) 災害用音声お届けサービスが通信事業者間で相互利用可能に

NTTドコモ(以下、ドコモ)、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクモバイルは4月1日より「災害用音声お届けサービス」の相互利用を提供開始した。
従来はこのサービスは同一通信事業者のユーザー間でしか機能しなかったが、他の通信事業者のユーザー相手でも利用可能になった。

「災害用音声お届けサービス」は、震度6以上の地震などの大規模災害時などに運用されるサービスで、パケット通信を利用して音声メッセージを届けることができる。
音声通話の回線が混雑している場合などに重宝する安否確認手段だ。

「防災週間」(8月30日~9月5日)や「防災とボランティア週間」(1月15日~1月21日)などのほか、毎月1日・15日に利用できるので、時間のあるときに試しておこう。


利用イメージ

(2) ドコモ、Xi対応の移動基地局車を導入


Xi対応の移動基地局車

ドコモは3月31日にXiに対応した移動基地局車を導入した。この移動基地局車は周辺一定エリアに下り最大75MbpsのXi通信環境を構築することができる能力を持つ。
従来、ドコモが利用していた移動基地局車はFOMAに対応したものだったが、新たにXi対応車両の準備が進められており、今夏までには全国で約30台の導入を予定している。

移動基地局車は、大規模イベントや災害時などに臨時で通信環境を構築・拡大、品質を維持するために利用されるもので、ドコモだけでなくKDDIなども同種の車両をやはり保有している。
ドコモが準備中のこのXi対応移動基地局車は将来的には下り最大112.5Mbpsへの対応も予定されている。

(3) KDDI、「エリア品質情報送信機能」をスマートフォン向けに提供開始

KDDIは3月28日よりAndroidスマートフォン向けに「エリア品質情報送信機能」の提供を開始した。
この機能はすでにフィーチャーフォンに提供済みの機能で、今回新たにスマートフォン向けの対応が図られた。
auのAndroidスマートフォンで利用するには「au Market」から「au Wi-Fi接続ツール」を最新バージョンにアップデートすればいい。
この機能は「au Wi-Fi接続ツール」の一部として提供される。

機能をオンにすると、音声通話やデータ通信時のエリア品質、発生場所などのデータが自動的に収集され、送信される。
このデータはKDDIが統計的に分析し、電波状況の改善に役立てていく。機能はオフにすることもできるので、データの収集・送信が嫌な場合は、アプリを起動し、メニュー設定からオフにしておこう。


「au Wi-Fi接続ツール」の画面

(4) 都営地下鉄における携帯電話サービスのエリア整備が全区間で完了

東京メトロに続き、都営地下鉄における携帯電話サービスのエリア整備も全区間で完了した。
ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの携帯電話サービスが、3月27日正午より都営地下鉄の全区間において駅構内のみならず列車内でも利用可能になった。

東京メトロと都営地下鉄のエリア整備が一部区間を除いて完了したため、東京の地下鉄における携帯電話の通信環境は大きく向上した。
従来は地下鉄では駅でしか繋がらないなど、不自由を感じた携帯電話だが、今では走行中の列車内でも利用可能だ。
ただし、列車内での携帯電話の利用については一般的なマナーを遵守しよう。


都営地下鉄の路線図

あとがき

前述したように都営地下鉄のエリア整備が完了しました。つい先日には東京メトロも完了しています(※一部区間を除く)。
これにより、地下鉄利用者の通勤・通学時の通信環境が大幅に改善されたことになります。
かつては駅停車時の短い時間に一瞬だけ繋げてウェブページを読み込み、走行中に読む、などウェブサイトの閲覧はもちろんインターネット利用に苦労した地下鉄ですが、ついに地上と同じような環境が構築されました。ただ、繰り返しになりますが、マナーだけは遵守したいですね。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!






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