「Wi-FiのON/OFF」「マナーモードの切り替え」など、毎日行う操作って意外と面倒ですよね。
それに操作し忘れると、バッテリーが切れたり電車で大音量が鳴り響いたり大変なことに…。
そんな面倒な操作を全部「自動化」できるツールが、『AutomateIt-Automate Your Droid』です！
「自宅に着いたら自動でWi-FiをON」や「特定の時間になったらマナーモードに変更」など、あらゆる設定や動作を自動化して、日々行う煩わしい設定作業から解放されますよ！
タスク自動化ツールといえば『Tasker』などが有名ですが、ちょっと難しそう…と敬遠している方も多いのでは？
『AutomateIt』は設定画面もほぼ日本語で、行いたいものをポンポンとタップしていくだけ！これだけで、ほとんどの事が設定できちゃいます。
アプリを起動して「私のルール」をタップすると6つのタスクが初めから登録してあります。この中から必要なものは、このまま利用してしまいましょう。一から作り直すのは面倒ですからね(笑)時間の指定などをするものはもちろん変更できるので、自分に合ったものに変更しましょう。
また、この作例の設定を見る事で大体の設定方法が分かってくると思うので練習にもなりますよ。また、本アプリ自体のON/OFFは「設定」から行えます。
作例を弄ってみて、何となく本アプリを分かってきたところで、オリジナルのタスクを作ってみましょう！
本アプリは「○○のとき××を行う」という「ルール」を決める事で自動でタスクを実行します。今回は「職場に着いたらWi-Fiに接続する」というタスクを作ってみたいと思います。
まずは、画面上の+ボタンをタップしてください。初めに「トリガー」を決めます。これが「○○のとき」の部分になります。
今回は「職場に着いたら」なので、「現在地」の項目ををタップしてください。端末のGPSをON状態で「トリガー」タブの地球マークをタップしましょう。すると、位置の測定が始まるので場所が合っているか確認します。
「サンプルレート」は「決めた場所に到着(場所から出た)後、いつタスクを開始するか」というものです。
つまり、「会社に着いて5分後にWi-Fiに接続する」という設定が行えます。今回はテストなので、1分にしてみました。
次に、「動作」を決めます。これが「××を行う」の部分です。今回は「Wi-Fi通信機能の有効/無効」をタップします。
「Wi-Fiに接続する」なので、「有効化されたWi-Fi」にチェックをつけます。「切断する」というルールを作る場合は下の方にチェックを付けましょう。
最後に「ルール」タブで名前を付けたら完成です。下のチェックボックスはタスクを実行した際に、通知をトースト表示するか？というものです。
「遅延実行」はタスクを自動起動した際に、動作を決めた時間だけ遅らせる事ができます。「Wi-Fiの接続と切断」の設定をしているけど、決めた場所の出入りが頻繁にある場合などに活躍しそうですね。
実際に使用してみると…見事に接続してくれました！今回の設定にはGPSがONである事と、あらかじめWi-Fiのパスワードなど、接続設定を行っている状態でないと実行できないのでご注意ください。
更に本アプリでは公開されている「ルール」をダウンロードして使用する事も可能です！機能説明などはほとんどが英語ですが、アイコンなどからおおよその機能は予想できるかと思うので、こちらを利用するのもありですね！
ただし、この機能を利用する為には「ルールマーケット」に登録しなければいけません。登録はメールアドレスとパスワードを入力するだけなので、簡単ですよ。
「ルールマーケット」に登録すると30Pが付与され、そのポイントを使って「ルール」のダウンロードが可能です。このポイントは本アプリを友達に紹介したり、Twitterなどで「ルール」をシェアする事で貯めることができます。
また、有料版の『AutomateIt Pro』を購入する事で無制限にダウンロードができますよ！
こういった自動化ツールの存在は知っていたけど、難しそうだから…と思っていた方には本当にオススメのアプリです！
設定項目も豊富で非常に分かりやすいUIなので、すぐに使えるようになると思います。
作ったルールをシェアして使えるというのも素晴らしいですね！慣れてきたら、作った便利なルールをアップして是非、私にも使わせてください(笑)
他にも色々な設定があるのでどんどん試してみてください！