【Androidニュースのまとめ】 2013年6月29日 ~ 2013年7月5日
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NTTドコモは「Xperia」シリーズ初となるコラボレーションモデル「Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E」を発表した。このスマートフォンは「初音ミク」とのコラボレーションモデルとなる。また、ウィルコムが今夏向けの新商品を発表した。スマートフォン「DIGNO DUAL 2 WX10K」、Bluetoothパス「だれとでも定額パス WX01TJ」などだ。
NTTドコモ(以下、ドコモ)とソニーモバイルコミュニケーションズは7月4日、スマートフォン新商品Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04Eを発表した。このXperia feat. HATSUNE MIKUは、人気キャラクター「初音ミク」とのコラボレーションモデルで、端末の外観デザインに加え、特別制作された内蔵コンテンツをプリインストールされる。限定39,000台の販売となるため、確実に入手したい場合には予約が必須となりそうだ。発売時期は9月下旬。
III. by iXima BG. design by TOHRU MiTSUHASHi (C)CFM
このXperia feat. HATSUNE MIKUのベースは「Xperia A」。OSのバージョンはAndroid 4.2に上げられているが、基本的なハードウェア仕様に変更はない。
コラボレーションモデルとしての、非常に大きな特徴として、特製ヘッドセットの同梱も挙げられる。本体カラーに合わせた特別カラーのNFC対応ワイヤレスステレオヘッドセットだ。また、前述したように特別コンテンツがいくつか用意されるが、壁紙などの一般的コンテンツに加え、各クリエイターが制作した様々な楽曲が配信されるオリジナルウィジェットもある。
ウィルコムはスマートフォン新商品を3機種と特殊なBluetooth機器を1機種、そして、スマートフォン向けの料金プランを発表している。
(1) PHS/3G/4G対応スマートフォン「DIGNO DUAL 2 WX10K」
京セラ製スマートフォン「DIGNO DUAL 2 WX10K」は、PHS、3G、4Gをサポートした端末だ。PHSによる音声通話サービス、3G/4Gでのデータ通信に対応する。PHS圏外では3Gでの音声通話も可能。それ以外の仕様では、「スマートソニックレシーバー」の搭載が最大の特徴だろう。これは、音をディスプレイを振動させることで伝える技術で、通話用スピーカーが無くとも、耳をディスプレイに押し付けるだけでクリアな音を聞くことができる。また、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、防水・防塵性能も備えている。
DIGNO DUAL 2 WX10K
OSはAndroid 4.2、プロセッサはMSM8960 1.5GHzデュアルコア、ディスプレイは約4.7インチのHD液晶、ボディサイズは約66×134×10.9mm、重さは約134gなど。
(2) PHS/3G対応スマートフォン「AQUOS PHONE es WX04SH」
AQUOS PHONE es WX04SH
シャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE es WX04SH」は、PHSと3Gに対応したスマートフォン。4Gには非対応だが、このスマートフォンには非常に大きな特徴として、PHSでのデータ通信もサポートしている点がある。下り最大400kbpsではあるが、PHSでのデータ通信が可能なので、場所によっては貴重なモデルと言えそうだ。さらに、3Gでのデータ通信もできる。
また、DIGNO DUAL 2と同様、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、そして防水性能を備える。
OSはAndroid 4.1、プロセッサはMSM8260A 1.5GHzデュアルコア、ディスプレイは約4.0インチ、解像度854×480ドット、ボディサイズは約120×60×11.9mmだ。
(3) 3G/4G対応スマートフォン「STREAM 201HW」
STREAM 201HW
ファーウェイ製スマートフォン「STREAM 201HW」がウィルコムからも発売になる。この端末はソフトバンクモバイルから昨年秋に発売になったスマートフォンだ。そのSTREAMのプリインストールアプリをウィルコム向けに変更したのがこのモデルとなる。ソフトバンクモバイルの3G/4G通信網を利用する端末だが、利用できるプランはウィルコムが今回新たに用意した「ウィルコムプランLite」となる。ヘビーに使いたい場合にはソフトバンクモバイル側で購入する方がよいが、ライトユーザーの場合はウィルコム向けでもよいだろう。
OSはAndroid 4.0で、プロセッサはMSM8960 1.5GHzデュアルコア、ディスプレイは約4.3インチ、解像度は960×540ドット、ボディサイズは約65×133×9.9mm、重さは約131gだ。
(4) Bluetooth機器「だれとでも定額パス WX01TJ」
だれとでも定額パス WX01TJ
TJC製のBluetooth機器「だれとでも定額パス WX01TJ」は意外と今回の目玉商品かもしれない。この「だれとでも定額パス」はBluetoothを介して一般のAndroidスマートフォンと接続して利用できる機器。接続することでスマートフォンで何が可能になるかというと、ウィルコムの回線を使った音声通話だ。専用アプリをスマートフォンにインストールし、この「だれとでも定額パス」を接続していれば、ドコモやKDDI、ソフトバンクモバイルなどから販売されているAndroidスマートフォンでもウィルコム回線での音声通話ができる。
料金プランは専用に用意される「パス専用プラン」(月額490円)。さらにオプションの「だれとでも定額」に加入すれば、ウィルコム同士で24時間通話無料になるうえ、他社の携帯電話や固定電話へ1回あたり10分いないの国内通話が月500回まで無料で利用できる。
利用イメージ
(5) スマートフォン専用プラン「ウィルコムプランLite」と「ウィルコムプランD+」
スマートフォン専用プラン「ウィルコムプランLite」と「ウィルコムプランD+」が新たに用意され、7月18日より提供開始となる。同日から提供開始となるキャンペーンを利用すると6か月間「パケット定額料」が割引されるが、ここでは通常価格で紹介していきたい。
「ウィルコムプランLite」と「ウィルコムプランD+」は月額基本使用料980円とWEB接続料315円は共通だが、パケット定額料と条件が異なっている。Liteの場合は月額2,980円、D+は月額5,985円だ。そして、どちらも月々の使用データ通信量が一定値を超えると残りの日に関しては速度制限が掛かる。送受信ともに最大128kbpsだ。しかし、プランによってこの一定値の設定が異なる。Liteの場合は1GBで、D+では7GBだ。
また、PHSの音声通話料金はどちらも共通で、ウィルコム宛は無料、他社ケータイ・固定電話宛は30秒あたり21円。3G音声通話も30秒あたり21円だ。
この週の注目はXperiaの初音ミクモデルと「だれとでも定額パス」ではないでしょうか。コラボレーションモデルはいずれも台数限定で販売されますが、モノによっては予約しなくても買えるどころか在庫が余ったりします。しかし、初音ミクモデルは39,000台ならば完売しそうです。それだけに予約必須となりそうですね。また、「だれとでも定額パス」は意外と便利かもしれません。普段使っているドコモやauのスマートフォンにウィルコムの音声通話サービスを付加できるわけですから、やはり、人によっては魅力的な商品になるはずです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!
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