Yandex.Shell (Launcher+Dialer) : こいつ…動くぞ!「パネル」が超イカスホームアプリ! 無料Androidアプリ

え、これ有料アプリでしょ!? …いえいえ、表記ミスではございません!
『Yandex.Shell』は3D表示&アニメーション表示が特徴的な、クールな独自ウィジェットを多数搭載したホームアプリです。
ウィジェットだけでなく、ホーム画面の1ページを丸ごと使った「パネル」なんてのもあります。これがカッコイイ。しかもカスタム可能だってんだから、もう最高!
さっそく見てみましょう。

“3D”なのはエフェクトのみ、外観はあくまでフラット

『Yandex.Shell』には他の3Dランチャー(TSF Shellとか)のような立体的なアイテムはありません。
じゃあ一体どこが3Dなのかというと、こういうことです↓

このアプリはなんと3Dメガネに対応しています
そ、そんなばかな……。

※ただしまだ正式に実装されたものではないようで、「試験的な設定」の中に入っています。使用する際は自己責任でお願いします。

冗談はこのくらいにして。

このアプリが搭載している「カルーセル」というモードで少し放置すると、専用ウィジェットなどがアニメーション再生されます。
ウィジェットもパネルもグリグリ動きます。イ、イカスぜ!

ドロワーに入っている「カルーセル」アイコンをドックの中央に移してタップすると、上の画像のようにホーム画面全体が3D表示されたカルーセルモードに入ります。
よくパソコンなんかで放置していると「スクリーンセーバー」が起動しますが、こちらは放置すると動き出すから「スクリーン(バッテリー)ローダー」といった感じでしょうか。でもまぁカッコイイから許す!
※バッテリー消耗が心配な方は、カルーセル画面で放置しないように気をつけましょうw

ミニマルな「ウィジェット」、ダイナミックな「パネル」は必見

これが『Yandex.Shell』の独自ウィジェットです。最初見た時は「パネル」の一種かなと思ったのですが、横長のウィジェットでした。
独自ウィジェットは並べる時にくっつけることができるだけでなく、1×1サイズに折りたためるものもあります。

種類も豊富で、記事執筆時点のバージョンで26種類あります。グラフィカルな横長のものが16種類、1×1サイズのボタンおよびフォルダが10種類です。

こちらが「パネル」。全部で8種類あります。
「パネル」とはホーム画面を1ページ丸ごと使ったウィジェットのようなものです。
デフォルトで置かれている「画像」パネルでFlickrに投稿された写真が見られるのはイイですね。

ホーム画面、またはドロワーに置かれた「設定」アイコンから『Yandex.Shell』の設定に入ると、ウィジェットおよびパネルの詳細設定が可能です。
天気情報を取得する際のロケーションを指定したり、各ウィジェット(パネル)の更新間隔を変更したりといったことが可能です。

「時刻」パネルはスキンも豊富で、男性向けのメカニカルなものやクラシカルなもの、女性向けのポップなものや幻想的なものなど幅広く揃っています。

更にこちらの「天気」パネル、複数のロケーションを登録してパッと切替ることが可能なばかりか、タップした日の詳細な推移までわかります。画像部分がアニメーション再生されるほか、時刻や天気によってグラフィカルに変化するので、置いておくだけでも楽しいパネルです。

「ニュース」パネルはデフォルトではGoogleとYahoo!のニュースを受信できますが、日本語の記事は含まれていません。
「カスタムチャンネル」から任意のウェブサイトのURLを指定すればちゃんと表示されます。(RSSフィードのURLを登録する必要はありません)
これらのパネルは「カルーセル」で放置した時のアニメーションも必見です。

ところでこのアプリのデザインとかアイコン、どこかで見覚えがあるような…?

上記は約1200円という、ちょっと贅沢なホームアプリ『SPB Shell 3D』のアイコンです。
アイコンだけでなくアプリ自体も似ており、共通のテーマが使えたりします。これはもしやパクr

…どうやら調べたところ、『SPB Shell 3D』開発元のSPB Softwareは、2011年にYandex社に買収されてたみたいです。それでこんなイカスアプリを無料で出してくれたのでしょうか。
『SPB Shell』も値段に見合う素晴らしいホームアプリですので、Yandexがお気に召した際はぜひこちらの購入も検討されてみてくださいね!