HTCがコンパクトなスマートフォン「HTC One mini」を発表した。「HTC One」とデザイン・テイストを同じくするモデルで、若干小型化されたものだ。また、ワイヤレス活動量計「Fitbit Flex」をソフトバンクモバイルが「SoftBank HealthCare」というサービスと合わせて18日に発売した。「Jawbone UP」と並び人気の「Fitbit」シリーズの新モデルだけに注目が集まる。
(1) HTC One mini
HTC One miniは、HTC Oneの小型モデルに相当する。ディスプレイは約4.3インチと小型化され、解像度はHDとなった。外観デザインはHTC Oneのそれを踏襲しており、見分けが付かないほど。ボディサイズは約132×63.2×9.25mmで、重さは約122g。HTC Oneが大きすぎると感じる方には手頃なスマートフォンだろう。
HTC One mini
ただし、スペックは若干落ちる。OSはAndroid 4.2だが、プロセッサはQualcomm Snapdragon 400 デュアルコア1.4GHzで、内蔵メモリは1GB RAM、16GB ROM。Bluetoothがver4.0でapt-Xコーデックに対応している点も特徴の一つ。また、メインカメラにはHTC Oneと同様、UltraPixel Cameraを採用する。ピクセルサイズは2.0μmで、センサーサイズは1/3インチ、レンズはF値2.0、焦点距離28mmのものとなっている。また、被写体との距離によって自動的に光量調整をしてくれるフラッシュを搭載する。
8月にいくつかの地域で発売となり、以降順次各国でリリースされる予定。
(2) Fitbit FlexとSoftBank HealtCare
Fitbit Flexとアプリ
ソフトバンクモバイルは18日より「SoftBank HealthCare」と名付けたサービスを提供開始した。このサービスは、看護師や栄養士、医師などの専門家による健康診断ができる点が大きな魅力だが、もう一つ大きな特徴は、ウェアラブルの活動量計「Fitbit Flex」が提供されることだ。「Fitbit」シリーズと言えば、「Fitbit One」や「Fitbit Zip」で知られる活動量計で、最近では「Jawbone UP」などと並んで比較され、注目を集めるウェアラブル商品の一つだ。
今回ソフトバンクモバイルが発売する「Fitbit Flex」は、本体をリストバンドに収納して使うものとなっており、普段はクリップに収めて使うFitbit Oneとは使用形態が異なるものとなっている。直接の競合製品は「Jawbone UP」だろう。
Fitbit Flexを腕に装着して生活していると、歩数、距離、睡眠時間などのデータを計測でき、自分のライフログを残していくことができる。このデータを健康的な生活を送るための参考にすることができる。
SoftBank HealthCareでは、このFitbit Flexとそのデータを管理するアプリが提供され、前述したおゆな健康診断・健康相談サービスも利用できる。サービスの利用料金は月額525円だ。
Fitbit Flex
(3) LGがスマートフォンのブランド戦略を発表
LGエレクトロニクスは18日、今後のスマートフォンの製品展開において、プレミアム製品のブランド価値を強化するために主力製品のブランドを「G」とすることを明らかにした。さらに、Gブランド第一弾の製品として「G2」をリリースする。このG2は次世代のプレミアムスマートフォンになる。
さらに、「Vu:」シリーズに関して、今後は「Optimus」ブランドを使用せずに、「Vu:」のみの名称とすることも明らかにした。日本市場でも「Optimus」ブランドが使われてきたが、今後は同社の製品におけるブランド戦略が変更になる。
(1) オンラインで修理を依頼できる「オンライン修理受付サービス」
携帯電話端末の修理は従来であればドコモショップの店頭で申し込むことになっていたが、NTTドコモ(以下、ドコモ)は24日より、オンラインで手続きができるよう新たなサービスを提供開始する。サービス名は「オンライン修理受付サービス」で、オンラインで修理の申込ができる。
修理の流れは、ウェブサイトから申込を行い、修理依頼端末を発送する。修理が完了するとドコモから端末が送り返されてくる。また、修理中に代替機を利用したい場合にはその申込をすれば、貸出機が送られてくるので、修理完了まで使い、その後返却すればいい。
サービス利用の流れ
また、この「オンライン修理受付サービス」でケースの交換やバッテリーの交換も依頼することができるようになっている。
(2) ドコモの夏 家族セット割
同一ファミリー割引グループ内の家族で2回線以上同時購入した方を対象に、携帯電話の購入代金を1台につき5,250円割引するキャンペーン「ドコモの夏 家族セット割」の提供が始まった。キャンペーンの提供期間は7月19日から9月1日まで。1台につき最大5,250円なので、2台なら10,500円と、魅力的な割引額だ。
適用条件は下記の通り。
(1)同一ファミリー割引グループ内において、同日・同一店舗で2回線以上の対象機種を購入(新規契約・機種変更・契約変更)。
(2)対象機種を購入する際に指定割引サービスまたは料金プランに加入すること。
さらに指定割引サービスと指定料金プランもあるので、詳細は下記リンク先のページで確認してほしい。
・キャンペーン・イベント情報 : ドコモの夏 家族セット割 | NTTドコモ
(1) Google Playのデスクトップ版がリニューアル
GoogleはGoogle Playのデスクトップ版をリニューアルした。デザインテイストがAndroid向けクライアントアプリのそれと同じものになったので、馴染みやすいはずだ。ページレイアウトは2分割で、左側にメニューを、右側にメインコンテンツを表示する。メニューにはアプリ、映画、書籍、端末というメインカテゴリが表示され、そこから各コンテンツを探していくことができる。
アプリのカテゴリ内には「マイ アプリ」というサブメニューもあり、同じアカウントで利用しているAndroid端末にインストールしているアプリのリストを確認することができる。
ソフトバンクモバイルからFitbit Flexがリリースされました。端末単体の販売ではなく、SoftBank HealthCareというサービスの一部という形ではありますが、国内で手軽に購入できるようになることを待っていた方にはやっと、というところでしょうか。Fitbit FlexはFitbit Oneと装着・利用形態が若干異なるので、腕に着けるのを好むかクリップで腰などに着けることを好むか、人それぞれでしょう。また、歩数など、計測値もFitbit FlexとFitbit Oneでは異なってきますので、どの数値を重視するかも選択の鍵になってくるかもしれません。睡眠データを中心にしたいのであれば、Flexの方が楽でしょうが、歩数などの活動データを優先するのであればOneかもしれません。
また、Jawbone UPも人気です。ウェアラブルの活動量計は今後、さらに人気の製品ジャンルになってきそうです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!