Floating Toucher : これぞ直感操作!オーバーレイで呼び出せるサークル型ランチャー!無料Androidアプリ

『Floating Toucher』は、Android標準ブラウザの「クイックコントロール」のようなデザインの多機能ランチャーです。
アプリ起動はもちろん、Wi-FiやBluetoothなどのトグル、ボリュームボタン、ホームボタン、メモリクリーナーまで用意されており、自由にカスタマイズできます。
以前ご紹介した『TasKarou Launcher Overlay』というアプリとにていますが、こちらも使いやすくオススメです。

起動ボタンが画面に常駐

『Floating Toucher』は画面内に起動ボタンを常駐し、そこを押してランチャーを呼び出す仕組みです。
起動ボタンはスワイプで移動できるので、画面の一部分を常に邪魔する心配はありません。

パネルと起動ボタンをカスタムしよう

デフォルトで『Floating Toucher』の中央に描かれた十字模様の入ったアイコンをタップするとアプリ設定画面に行けます。
パネルの色や透明度、起動ボタンのデザインやサイズなど細かく指定できるので、自分好みの環境を作りましょう。
※ただし、DIY(パネルの色や起動ボタンの画像を自分で指定する)項目だけは有料版の機能です。

「カスタム」タブではパネルの編集が行えます。
更にアプリやショートカットを指定できるので、サブランチャーとしても有効。

ちなみに「ロック画面」機能は押すと画面をスリープさせるものですが、使うためにはAndroidの「デバイス管理者」を有効化する必要があります。
「設定」>「セキュリティ」>「端末管理機能」と進み、一覧から『Floating Toucher』を探してチェックを入れれば有効化されます。
ちなみにアンインストールする際はチェックを外す必要があります。

更にアプリ設定から動作に関する詳細設定も行うことができます。
「自動開始」をONにすると、電源を入れた時に自動で『Floating Toucher』が起動するようになります。
「Stick point to screen border」がONになっていると、起動ボタン(ポイント)の移動が画面の外周沿いにしか行えなくなります。
「Panel animation」がONになっていると、パネル呼び出し時やフォルダ展開時にアニメーションが挿入されます。

便利なフォルダは有料版専用

『Floating Toucher』のフォルダは、パネルを丸ごと入れ替えるようなイメージです。
デフォルトで1つだけ入っているフォルダを選ぶと各種トグルの切替が可能です。

なおアプリ設定の下部「プロにアップグレード」から有料版を購入することで、フォルダを追加できるようになります。

「Wi-Fiをつけてからブラウザを開く」「メモリを掃除してからホームに戻る」など、横断的な動作を可能にしてくれるのがこのアプリの利点です。
起動ボタンが画面内に居座るため若干見た目に影響があり、更に起動ボタンを押して(呼び出して)から使うという、『TasKarou Launcher』などと比べてワンテンポ余分に必要になるなどのデメリットもありますが、一度パネルを展開した後は複数のボタンを押せるので、手間数的には互角だと思います。特にボリュームボタンを追加した場合、連打できることが非常に便利に思えてくるはずです。
見た目も「クイックコントロール」に似てカッコイイので、おすすめです。