ほとんど毎日使用するスマートフォン。中でも検索やメールなど、特に使う機会の多い機能が「文字入力」です。
『Google日本語入力』『ATOK』『Simeji』など多くの入力アプリが多くリリースされている中、多くの端末にプリインストールされている『iWnn IME』に、先行開発版『Wnn Keyboard Lab』が登場しました。
手堅い作りの正式版と異なり、顔文字・絵文字対応やマッシュルーム対応、着せ替え、そして外部変換エンジンの利用など先進的な機能を採り入れており、かなり期待できそうです!
日本語入力アプリを切り替えるためには、端末設定から設定する方法もありますが、アプリ一覧から本アプリを起動するのが一番簡単です。
「Wnn Keyboard Labを使用する」をタップして、あとはそれぞれ「有効にする」「選択する」をタップすると直接、設定画面が開いて簡単に設定が行えます。
では、何でもいいので文字入力ができるアプリを開いてください。もう本アプリに切り替わっているはずです。
見た目は非常にシンプルで、いわゆるAndroid標準キーボードな感じです。
デフォルトではこのようにケータ配列のフリック入力になっています。QWERTY配列がいい!という方も多いと思うので、設定を変えてみましょう。
画面左下の「文字」ボタンを長押しするとメニューが開き、「テンキーー・フルキー」を選択すればOK。
この設定は保持されるので、常にQWERTY入力の方はもう変える必要はありません。
しかもこのフルキー、長押しで数字と大文字入力までできちゃいます。
記号や顔文字も豊富に用意してあり、もちろん絵文字にも対応しています。絵文字は絵文字が入力可能なアプリ(LINEやメールなど)を起動しているときのみ表示されます。
また、設定から「入力拡張プラグイン」をONにしていれば、キーボードの「記号」ボタン長押しでマッシュルーム機能も使用できます。
設定にはキーボードの「文字」ボタン長押しか、ドロワーから本アプリをタップして「設定を変更する」から入れますよ。
ちなみに、キーボードタイプの他にもフリック感度やキーボードの大きさなど、設定はかなり細かくできるので、自分が使いやすいようにカスタマイズしましょう!
キーボードイメージ(スキン)を変更して、着せ替えを楽しむこともできます。
ドロワーからアイコンをタップして表示される「拡張機能」からキーボードイメージの「インストール」をタップすると、Playストアに移動しキーボードイメージをダウンロードできます。
イメージはシンプルなものから、最近流行りのゆるキャラまで色々なものがあります。大人気の「くまモン」のイメージもありますよ!
更に便利なのが「外部変換エンジン」です!現在は、「Google Japanese Input」と「Social IME」の二種類があります。
これは文字入力の際の変換エンジンを追加できるもので、インストールしておくと変換候補や語彙が圧倒的に増えるので、是非インストールをオススメします!
本アプリは今後、有料版のリリースを予定しており、現在は無料の「先行開発版」となっています。
正式版とくらべ変換精度が劣るとの事ですが、試用した限りでは特に不便さは感じませんでした。今後の開発にも要期待です!