【Androidニュースのまとめ】 2013年7月27日 ~ 2013年8月2日
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米Motorolaがスマートフォン「Moto X」を発表した。しかし、週最大のニュースはNECのスマートフォン事業からの撤退だ。フィーチャーフォンとタブレットの事業は継続する。また、信越化学工業がリチウムイオン電池用負極材の新材料を開発したことが広く報じられた。この新材料を使うことで電池容量が10倍程度になるという。
(1) Moto X
Moto X
Motorolaはスマートフォン新製品「Moto X」を発表した。Moto Xはブラック、ホワイトの標準モデル以外に計2,000種以上のバリエーションを作り出せるカスタマイズ注文が可能な端末だ。バックパネル、フロントパネル、ボタン、イヤフォンのカラーなど、様々な点をユーザーが選んで発注できる。組み合わせは前述したように2,000種類以上になる。
ハードウェアの主な仕様はOSがAndroid 4.2.2、CPUガQualcomm Snapdragon S4 Pro、メモリは2GB、ディスプレイは約4.7インチ、1280×720ドットの有機ELなど。ストレージ容量は16GBもしくは32GB。バッテリー容量は2,200mAhで、ボディサイズは約129.3×65.3×10.4mm、重さは約130g。
(1) NECがスマートフォンから撤退
日本電気(以下、NEC)は7月31日に携帯電話事業を見直すことを決定したと発表した。同社はNECカシオモバイルコミュニケーションズが担うスマートフォンの新規開発を中止し、現在販売中の機種をもって生産と販売を終了する。
ただし、フィーチャーフォンの開発及び生産、タブレットの事業は継続する。
NECが撤退することでスマートフォンを開発・販売する国内メーカーはソニーモバイルコミュニケーションズ、シャープ、富士通、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、京セラの5社になった。
MEDIAS W
(2) 信越化学工業、リチウムイオン電池用の負極材の新材料を開発
信越化学工業がリチウムイオン電池用の負極材の新材料を開発したと日本経済新聞が報じた。従来は負極材に炭素系の材料を用いてきたが、同社が新たに開発したシリコン系の材料を使うことで電気を10倍程度蓄えられるようになるという。
同社は独自の方法でシリコン系材料に導電性を付与することに成功し、負極材に使えるようにした。今後3〜4年後をめどに量産化される見込みで、現在は試作品の提供が電池メーカーに対して開始されている。
(1) UQがWiMAX 2+を10月末より提供開始
UQコミュニケーションズは7月29日、次世代の高速通信サービス「WiMAX 2+」を10月末より提供開始すると発表した。WiMAX 2+はサービス提供開始時には最大110Mbpsだが、2017年には1Gbpsを超える速度へグレードアップされる予定。現在のWiMAXと比べて大幅に速度が上がることになり、とても魅力的なサービスになりそうだ。
WiMAX 2+は、既存のWiMAXサービスのエリアに重ねる方式で拡大されるので、当面はWiMAXとWiMAX 2+の両方が利用可能な端末を提供することで、両サービスをシームレスに切り替えて利用できる形となる。
(2) ソフトバンク、「ケータイなんでもサポート」を提供開始
ソフトバンクモバイルは1日より「ケータイなんでもサポート」を提供開始した。「ケータイなんでもサポート」はフィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット、パソコン、デジタルフォトフレームなど、様々なデジタル機器の使い方や設定方法を電話で相談することのできるサービス。
月額利用料は525円で、この料金だけで何度でも相談することができる。さらに、追加費用はかかるが、担当者が自宅に訪問しての出張サポートなども可能となっている。
また、「あんしん保証パックプラス」(月額682円)に加入しても利用できる。
NECがスマートフォン事業からの撤退を正式に発表し、国内メーカーが一つ消えることになってしまいました。MEDIASシリーズはやや地味だったかもしれませんが、「MEDIAS W」などの変わり種もあり、寂しい限りです。また、G’z Oneも消えてしまうわけです。時代の変化と言えばそれまでですが、せめて残る日本メーカーには頑張ってヒット商品、ヒットブランドを出してほしいところです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!
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