スマホやタブレットをちょっと人に貸したりする時、メーラーや電話帳の中身を勝手に見られないか不安ですよね。
『App Lock(Smart App Protector)』を使えば、特定のアプリの起動にパスワードを掛けてプライバシーを保護できます。
パスワード以外にもかゆいところに手が届く機能を搭載しているので、入れておくとちょっとした時に役立ちますよ!
初回起動からいきなりパスワード入力を要求されるので、少々面食らってしまいます。
でも慌てることはありません。ここでは「Hint」にある初期パスワードを入力すればOKです。
まず最初は「アプリロック」を見てみましょう。ここでパスワードを掛けてロックしたいアプリを選びます。
アプリの選定は「追加」から行います。
ロックしたいアプリが決まったら、それをタップして「追加」。これだけで完了です。
ホーム画面に戻り、先ほどロックするアプリに指定した「Gmail」をタップすると、このようにパスワードを要求します。
この状態ではパスワードは初期の7777のままですし、Hintにもバッチリと出てしまっているので、ロックの意味がありませんね。
ということで、続いてはパスワードを変更します。これを行うには画面上部右側の鍵アイコンをタップ。
続いて「パスワード」をタップし、任意の数字に変更します。これは『App Lock』自体の起動パスワードと共通になっています。
次に「パスワードのヒント」からHintの文言も変更してみましょう。
空欄にすればノーヒントになりますが、忘れるのが不安な方はパスワードに合ったヒントを入力しておきましょう。
パスワードを掛けるアプリを決めた後、「FAKE」ボタンを押してONにすると、そのアプリを起動した時に「停止しました」というヒヤリとするメッセージが現れるようにできます。
初回起動時に解除のヒントが出てしまいますが…。
アプリロック以外の「照明ロック」は画面の自動消灯をOFFにする機能、「回転ロック」は、それぞれ
このアプリ使用中は常に画面ONにしておければ便利なのに…という場合や、常に縦(横)で表示してくれると最高なのに…という時に大いに威力を発揮してくれるでしょう。
うっかりパスワードを忘れてしまった時。
とりあえずアプリのデータを消すことができれば、そのアプリが初期化されますのでロックは解除されます。
しかし、本アプリはデータとキャッシュの消去時にもパスワードを求める厳重な仕様。
ならばとアプリ自体をアンインストールしようにも、設定次第でこちらも予防できてしまいます。
稀なケースだとは思いますが、悪用される危険性が極めて高い場合などに徹底して端末を守ったものの肝心のパスワードを忘れてしまい自分が使うこともできなくなったら…。
そうなる前に、きちんと対策を講じておきましょう。
「ロックの初期化」から、本アプリによるパスワード(またはパターン)ロックを解除する方法を指定できます。
方法は2つ、Emailを使うか秘密の質問を使いますのでお好きなほうで。
パスワードを5回以上間違うとこのようなポップアップが表示されます。
パターンロックの時も5回間違うと出てきます。
無料なのにここまでできてしまうとは、いやはや何とも優秀なアプリです。ロックを掛ける場合はFAKEも併用することで、使用の抑止効果を更に上げられそうです。
その他のロック機能も特定のアプリの使い勝手をさらに向上させてくれるので、本アプリ、持っていて損はない一本と言えそうです。