端末同士をコツン、とぶつけるだけで連絡先を交換できるという面白さ&お手軽さで定番となったアプリ『Bump』。
そんな『Bump』がGoogleに買収されたことを発表し、再び話題となっています。
過去に何度もご紹介してはいますが、アップデートによってどんどん利便性に磨きがかかっているので、改めてご紹介したいと思います。
『Bump』は端末同士を”Bumpする”、つまりぶつけるとファイル共有などが行えるアプリです。
これには位置情報とモーションセンサーが使用されていると見られ、「ある程度近距離にいる(ある)2人(2つの端末)が同じタイミングでBumpした時」にその2台の端末間でデータの共有が行われる仕組みのようです。
似たような仕組みは『LINE』のふるふる検索などでも使用されている模様です。
『Bump』バージョン3.4.9から、このようにパソコンともBumpできるようになりました。
やり方はまず、パソコンでブラウザを開いて、以下のページにアクセスします。
・Bump – 電話間でまたはコンピュータに写真、ファイル、連絡先情報を簡単に転送
Bumpのウェブアプリが開くので、Androidでも『Bump』を起動してから転送したいものを選びます。
そしておもむろにスペースキーとBump!
これで転送できます。
※Androidアプリと同様にパソコンで開いたBumpにも位置情報アクセスが求められます。
『Bump』といえば連絡先交換…というかつてのイメージを抱いたままの人もいるんじゃないでしょうか。
現在のBumpは何でも送れます。従来通りの連絡先に加え、写真やスクリーンショットといった画像ファイルもOK。
連絡先の交換だけでなく、簡易的なメッセンジャーとして使うことも可能。
Bumpできる距離にいるなら直接話したほうが早いかもしれませんが、内緒話とかに便利かも?
更に、音楽ファイル、動画ファイルを含むすべてのファイルが転送対象となっています。
ダウンロードしたファイルを『AirDroid』で取り出すよりも『Bump』を使ってスペースキーにぶつけたほうが素早いかもしれませんね。
ここがちょっと面白い。
『Bump』はこのようにインストール済みのアプリを送ることができます。
といってもパッケージ(apk)やデータをそのまま送るわけにではありません。
その答えがこちら。
Bumpで受け取ったアプリは「インストール済み」か「未インストール」かがすぐわかるようになっており、未インストールのものはGoogle Playのアイコンが表示されています。
ということはつまり……そう、タップするとGoogle Playのそのアプリのページにジャンプします。
これまでレビューしてきた『Any Send』や『Flick』、そして王道の『AirDroid』にも劣らない手軽さでファイル共有を行える『Bump』は、マルチデバイス環境を効率よく扱いたいとお考えの方におすすめのアプリです。