Flick Widgets : オーバーレイの新しい使い方!端末を振ってウィジェットを呼びだそう!無料Androidアプリ

これは斬新な発想。
『Flick Widgets』は名前こそ「Widgets」ですが、このアプリはウィジェットではありません。ランチャーです。
使い方は簡単、端末を”振る”だけ。するとアラ不思議(古い)、画面の最前面にウィジェットが出現します。
振って起動できるので、ホーム画面に置くだけでなくどこでも呼び出すことができます。
なお通常のウィジェットを本アプリから起動させるにはPRO版(199円、アプリ内課金)が必要です。

まずは設定しよう

本アプリはウィジェットではないので、通常のアプリと同様にドロワーから起動します。
本アプリでは4方向のフリックに対応しており、

に、それぞれウィジェットを指定して呼び出すことができます。
「手前に」「背後に」というのはおじぎさせるようなイメージです。
プルダウンメニューから呼び出すウィジェットを選択するのですが、南京錠マークのついているものは有料版で使えるものになります。

画面下部のスライダーでセンシティビティ(感度)を調節できます。

画面右上の設定アイコンからアプリの詳細設定が行えます。ブート時(起動時)に自動的にアプリを立ち上げたり、フリックを検知した時に振動させたりといった動作を指定できます。
※本アプリは端末に搭載されたセンサーを使って方向や角度を検知するため、メーカーによって相性などの問題が発生する可能性もあります。

実際に使ってみた

【OCTOBA】Android App 『Flick Widgets』|YouTube

このように動きます。センシティビティを強めれば軽く傾けただけでも反応しますし、反対に弱めれば誤作動防止に役立ちます。
振って起動するのでどんな画面の時でも表示させられるのが便利。例えばゲーム中に音量や明るさを変更したくなった際にもゲームを閉じることなく行えます。
更にGooglePlayの説明文によれば、手袋をしている時でも操作ができることが強みのようです。これからの季節にピッタリですね。

左の画像はボリュームスライダーです。アラームやリンガー(通話音量)を個別に指定できます。
右の画像はブライトネススライダーです。Auto(自動調節)モードも指定できます。

また、黄色い南京錠のアイコンからGooglePlayを通じて199円のアプリ内課金を行うと、様々な操作がアンロックされます。
無料版でも使える「Volumes(ボリュームスライダー)」「People(連絡先)」「Brightness(照度スライダー)」に加えて、

の3つが新たに使えるようになります。(上記画像はLauncherです)
よく使うアプリを登録してサブランチャーとしてもいいですし、SNSやニュースリーダー、天気予報など頻繁に参照するウィジェットを置いてもいいかと思います。
また「Open App」にメーラーやメディアプレイヤーなど、開いている時間は少ないものの頻繁に開く可能性があるアプリを登録しておくと操作が楽になるかもしれません。

People/Launcher/Open Appは個別に設定が必要

「People」「Launcher」「Open App」の3種類は、このようにプルダウンメニューの隣に設定アイコンが出現します。
ここから表示するものを決めるわけです。

Peopleでは表示する連絡先グループを選択できるほか、「並び順」「イメージサイズ」「クリックアクション」を指定できます。並び順はデフォルトでは「Alphabetical(アルファベット順)」になっていて、クリックアクションは「Show Full Contact(連絡先詳細画面を開く)」になっています。

Launcherでは上記画像のように4×4サイズの領域が表示され、右上の+ボタンからアプリアイコン、ショートカット、ウィジェットを配置することができます。設置したアイテムを長押しすると選択でき、移動も可能ですがウィジェットのリサイズには対応していません。このため、幅または高さが3のウィジェットを領域の中央に表示することはできません。

Open Appでは起動するアプリを選びます。

ボリュームやバックライトなどの設定変更だけでなく、ランチャーとしての機能を持っているところが本アプリの魅力です。
使いやすいように設定して端末を振りまくってください。ただし、決して力を入れすぎないように。すっぽ抜けると大変です。