Anomaly 2 Benchmark : 最新ゲームの高クオリティCGが楽しめるベンチマーク!無料Androidアプリ

ナイス発想!
『Anomaly 2 Benchmark』は、人気のタワーオフェンス(攻めてくる敵から陣地を守る”タワーディフェンス”の反対、攻める側視点のゲーム)の最新作のプロモーションムービーを収録したアプリです。
それもただ動画を見るだけじゃなく、その動画の再生がベンチマークテストと合体しています。3DCGをふんだんに使った最新ゲームの超美麗なグラフィックが見られると同時にそのゲームが自分の端末で動くかも判るということで、まさしくベストマッチと言える組み合わせでしょう。

注意!非常に大きな容量をDLします

GooglePlayの概要によると、ファイルサイズは「端末により異なります」とされています。
オクトバで試した際はこのような注意文がポップアップされました。(画像はXperia ZでDLした際のものです)
ダウンロードはWi-Fi環境下で行うことをおすすめします。

クオリティ別に3段階のテストモードを搭載

こちらがトップ画面になります。
本アプリは3Dで描画される超美麗なゲームCGを再生します。お使いの端末のパワー次第でカクついたり表示が崩れる可能性があるため、まずは「LOW QUALITY」から試すと良いかと思います。

出だしからド迫力!
真上から見下ろす視点なのはタワーディフェンスの特徴ですね。

本ゲームはタワーオフェンスなので、攻めている側が自機です。
※なお、本アプリはあくまでもPV(デモムービー)を再生するものなのでゲームプレイはできません。

複数のシーン・ステージが収録されており、合間にはこれまたド迫力のムービーも挿入されます。

ベンチマークスコアはムービー終了後に表示されますが、トップ画面の「MY RESULTS」からも確認できます。
今回Xperia Zで試したところ、合間合間にスクリーンショットを撮影したため若干スコアが下がっているかもしれませんが、見事「GoldAward(金賞)」を獲得!

クオリティを上げてみた

先ほどの結果は「LOW QUALITY」のものです。
続いては「HIGH QUALITY」でベンチマークを計ってみました。
結果、賞は逃したものの8万弱のスコアをマーク。

更にLOW QUALITYとHIGH QUALITYでの画質を比較してみます。
テスト中最も描画に負荷がかかった、迫撃砲によるド派手な爆撃シーンです。
上がLOW、下がHIGH QUALITYです。
ポリゴンやエフェクトが荒くなった様子はなく、LOW QUALITYは若干もやがかかっているような印象です。
無理してクオリティを上げなくても十分美しく、むしろ軽快な動作でゲームを楽しむこともできそうですね。

比較してみた!

というわけでオクトバにある端末を引っ張りだしてきて比べてみました。

を使用しています。
※Xperia arc SO-01CとXperia Ray SO-03C(共にAndroid 2.3.4)も試したのですがアプリ非対応でした。GooglePlayには2.2からと書かれていますが、対応していない機種もあるようです。

・Galaxy S2 LTE SC-03D(Android 4.0.4)

上がLOW、下がHIGH QUALITYです。
数値に反して動作自体はかなりヌルヌルで、引っ掛かりも特に感じることはなかったように思います。

・ARROWS Z ISW11F(Android4.0.3)

今回試した中で最もカクつきが目立った機種です。セルアニメのように1コマ1コマ描画している感じでした。
ゲーム自体が落ちるようなことはなかったためギリギリというところです。

・ASUS Nexus7(2012)(Android 4.3)

いかんせん旧型のためあまり数値は奮いませんでしたが、動作自体は安定。
また他の機種(スマホ)に比べて画面が大きいためそれなり以上の迫力を感じました。

なお比較時の条件として、OS標準の履歴画面にて表示された全てのタスクを終了してから本アプリを起動しています。
またXperia ZにてGPUレンダリングとHWオーバーレイの無効化も試したのですが、数値に変化がなかったことからこの比較時には用いていません。
※今回の比較はあくまでも1度だけ行ったベンチマーク結果を掲載したものですので参考程度に留めてください。

最近のタワーディフェンス(くどいようですが本ゲームはオフェンスですw)がここまでのクオリティを実現していると知って正直驚きました。
最初起動した時はメタルギアソリッドかアーマードコアかと思ったほどです。
これはゲームの登場も待ち遠しいですね!