「パンデミック」…病気が世界の複数の地域で同時に大流行すること。感染爆発。(スーパー大辞林より)
『Plague Inc. -伝染病株式会社-』は、菌やウイルスをばらまいてパンデミックを引き起こし、人類を滅亡に追い込む…というゲームです。
大変不謹慎なゲームではありますが、逆に考えれば伝染病対策の勉強になるかもしれません。
世界中を感染させて人類の歴史に幕を下ろしましょう！
まず伝染病のタイプを選択します。最初は「バクテリア」しか選択できません。クリアすると他の種類も選ぶことができます。
その後、ゲームの難易度を選択します。初めてのうちは「Easy」を選びましょう。Easyは「誰も手を洗わず、研究医たちが働かない、病気の人々はハグする」という設定で、伝染しやすくなっています。
伝染病へ名前をつけます。
今回は「病原菌01」とします。間違っても嫌いな人の名前をつけたりするのはやめましょう。
そしていよいよゲームのスタートです。まず伝染病が始まる国をタッチします。先進国や裕福な国は感染が難しいので、そのあたりも考慮しながら選びましょう。
今回、どの国にしようか迷っていたら、自動的にトルコが選ばれてしまいました。トルコの方、ゲームとはいえ申し訳ございません。
感染者が出ると地図が赤くなります。トルコで感染が確認されました。しかし、そう簡単には伝染しませんので、感染力を上げる必要があります。
感染力を上げるには、鳥・げっ歯類(ネズミなど)・昆虫(蚊など)・家畜・血液・空気・水を使ってDNAを進化させる方法と、吐き気や咳・発疹などの症状によって広げる方法があります。
それには、DNAポイントが必要です。ポイントは感染者が増えていくにつれ少しずつ貯まっていきます。
ウイルスの伝染形質を変えると、どんどん伝染していきます。空路や航路も使って広がります。
家畜は農村部で、血液は貧しい地域で、咳は人口密度の高い都市部で、といったようにそれぞれ感染力が上がりやすい特性があるので、感染していない国や地域を加味しつつ伝染病を広げていきましょう。
ある程度の国へ感染が広がったら、感染力を下げ、致死力を上げましょう。先ほど上げた感染力を「退化」させるとDNAポイントも戻ってきます。
このゲームの勝利の条件は、人類を絶滅させることです。
感染者数が増えてくるとCure(ワクチン)の開発も進みますので、それを妨害・阻止する必要もあります。
抗生物質耐性をつけたり、遺伝子を改造・強化してCureの開発を遅らせましょう。
感染力を爆発的に上げて、研究者すら殺してしまうという大胆な手段も方法の1つです。
病気の脅威が高ければ高いほど、各国は研究に多くの資金を投入します。そしてCureの開発が終わり、各国へ配布が始まると、感染者数は一気に減ります。
そして感染者が居なくなると…
伝染病は根絶しました。つまり、敗北です。
「伝染病01」は638日で根絶し、人類を破滅に追い込むことはできませんでした。
「咳による空気感染が広がりやすい」「裕福な国は高度な医療技術があってなかなか増えない」「感染が広がると空港や国境を閉鎖され、特に島国の攻略は難しい」といったさまざまな要素を考慮しながら進めなければならないのですが、ゲーム中は随所にチュートリアルが表示されるので、初心者でも十分に楽しめます。
バクテリアやウイルスの他にも、真菌やプリオン生物兵器・脳食い虫といった伝染病が選べるので、ひとつひとつクリアして人類をどんどん絶滅させていきましょう。
このアプリの紹介動画はこちらです。
・Plague Inc. Trailer – Android｜YouTube