忙しいビジネス時だけに留まらず普段使用でも十分実用可能です。
『ELECOM bizSwiper』はビジネスマン向けを謳ったホームアプリ。画面を点けた際、必要な情報をサッとすぐに確認できます。
といっても個性的なものではなく、メジャーなホームアプリと比べても遜色のない基本機能もきちんと搭載されています。
電話、SMS、メール、RSS、スケジュール管理を頻繁に行う人におすすめです。
こちらが本アプリのホーム画面です。
ドロワーがスライド式で画面下部に格納されているため、ドロワーを開く専用のアイコンを置く必要がありませんね。
スワイプ時に指がずれてGoogleNowが起動してしまう場合、帯部分をタップしても展開することができます。
この画面は「ホーム画面」であると同時に「通知領域」でもあるようです。
どういうことかというと、上から順にカレンダー、着信履歴、スケジュール、ToDo、SMS受信履歴が表示されています。
一般的なホームアプリや通知系アプリの場合、これらの情報を「受信件数」として数値で小さく表示するものが多いかと思いますが、本アプリは画面に内容が細かく表示されます。
これらのアイテムは「ファンクション」と呼ばれ、メニューから「ファンクション設定」を開くと編集できるようになります。
表示させたいものだけに絞ったり、新しいファンクションを探すことも可能(ボタンをタップするとブラウザ経由でELECOMのページにジャンプします)。
仕事上の電話やメッセージが多いビジネスマンにとってありがたい機能ではないでしょうか。特に会社から支給された端末の場合ゲームなども入っていないでしょうし、メインとなる通話、メッセージ、スケジュールに加えてRSSのファンクションも公開されているため使いやすいと思います。
画面右下の小さな「MODE」というボタンをタップすると、画面が切り替わって通常のホームアプリと同じ概観(標準デスクトップモード)になります。
こちらには広告も表示されていないので、いつもの感じで使うことができます。
メニューキーを押す、またはホーム画面の何もないところを長押しすることでアイテムの追加や壁紙の変更が行えます。このへんも通常のホームアプリと一緒。
設定も見てみます。
ステータスバーを隠してフルスクリーンにすることもできます。
デフォルトでは、最下段に置いたアイテムのラベルがインジケータと重なって少し切れてしまっているため、どちらかを消すかグリッド数を調整すると良いかと思います。
グリッドはデフォルトで4×4、最大で8×8まで増やせます。
ウィジェットのリサイズができないことと、ちょっとまだ若干動作が不安定なようで予期せぬ動きをすることが多かったのが懸念点ですが、通常使用する際にはあまり問題にならないかもしれません。
シンプルながらもスタイリッシュな独自のデフォルト画面はロック画面の代替としても使えそうな気がしますし(ドロワーが開けるので厳密には「ロック」はしていないです)、必要な情報を一括で表示できる「ファンクション」が結構いいので、一度お試しあれ。