『ワンデリア』はどことなく漂うレトロゲーっぽい雰囲気がたまらない、RPG風脱出ゲームです。
本当にスーファミでもやってるかのような懐かしさの中でプレイでき、すぐにのめり込みました。
そうそう、いわゆる「ケモナー」諸兄の琴線に触れる可能性も高いです。
いきなり何の説明もなく目覚める主人公。どうやら気絶していたところを獣人のパーティに助けられたようです。
そして、そのまま放置プレイに突入。進行の手助け?少女がここにいる理由?そんなもん自分で確かめなさい。
というわけで本ゲームは「脱出する」という本来の作業をはじめるまでに色々と確認することがあります。ここがどこで自分が誰でこの人達は何なのか、とか。
もちろん、全部自力でね。
この放任っぷりが古き良きゲーム世代のハートを直撃すること請け合いです。そうそう、ヒントなんて自分で探すのが原則ですよね。
初代ウィザードリィなんかマップを自分で手書きして探索したんですよ。
何気ない会話の中にも重要なヒントが隠されている場合があります。
どうやら主人公は獣人ではないようですね。
ちなみに会話は相手キャラに向かって進むと自動で行います。
ベッドが4つあるところから、ここはキャンプのようです。
右上に通路が見えますね。
ドット絵にデフォルメされたキャラって歩き方とか仕草がすごいかわいいんですよね。個人的に3Dで髪の毛の揺れまで再現された美人よりこっちのが好きです。
キャラの移動には昔懐かしの十字キーを使います。本ゲームはSRPG(いわゆるタクティクス)のようにナナメ移動が基本となるため、十字キーも傾いています。
途中で宝箱を発見。取得したアイテムは「Menu」から確認できます。
食べ物は基本的にSPを回復してくれるようです。SPは体力のような概念で、歩くと減ります。
序盤につきもののイジワルな障害物。このままでは進めませんので別の道を探しましょう。
景色がガラリと変わったかと思うとこんなことを教えてもらいました。
主人公はここで倒れていたのを発見され、先ほどのキャンプまで運ばれたようです。
左上に宝箱が見えますね。
中には「魔導器」が入っていました。Menuを確認するとファイアのカートリッジも付属していたようです。
魔導器とカートリッジを手に入れると冒険は一気に進みます。
今回手に入れたファイアのカートリッジは使用すると目の前1マスを燃やすことができます。
さっきのアレにも効くかな?
いけそうですね。
邪魔な葉っぱを燃やして通路を確保。
これで新しいマップに行けるようになりました。
途中でこんなマップを見つけました。ま、周りが見えねェ!
ということで慎重に探索してたのですが……ん??
気づくとSPが激減。一歩歩くごとに減っていきます。このマップはまだ来るべきじゃないな。
SPがゼロになると強制的にキャンプに戻され、時間がメッチャ進みます。
本ゲームはできるだけ早くクリアすることも高得点の条件なので、回復アイテムなどを駆使して進みましょう。
ちなみに、やむを得ない場合やクリアタイムに拘らないスタイルの方はモモに話しかけることで休憩できます。
6時間進むもののSPが全回復しますので、スピードクリアを目指す場合にも活用できるかもしれません。
魔導器を使う以外にも、マップには色んなタイプの仕掛けが存在します。
こちらは床のスイッチを2個踏むと扉が開く仕組みです。
これは魔導器を使って燭台に火をつけたところ。右下の扉が開きました。
新しいカートリッジをゲット!
名前からして何かを凍らせることができそうです。と来れば……?
水路を凍らせることで上を歩いて渡れるようになりました。
※魔導器は使うごとにSPを消耗します。乱用するとすぐにSPが尽きてしまうので注意してくださいね。
続いての仕掛けはこんなの。
氷の上では足が滑り、一直線に進んでしまいます。なんとかして宝箱を開けたいんだけど…、
そんな時はこう。ファイアは物を燃やすだけでなく氷を溶かすこともできます。
これであとは右に曲がれば宝箱にたどり着けます。
こうしたパズル的要素があるとまた違った楽しみ方ができますよね。
新しいカートリッジをゲット!
今度は重そうな障害物を押すことができるものです。
これでまた移動範囲が広がりますね。
この先はぜひ皆さん自身の手で。
これは自分でもダウンロードしといて、今日帰ったらやろうかな。
そんなわけで脱出ゲーム風RPG『ワンデリア』、お値段無料で提供中です。