ほんのちょっとだけ書き留めておきたいことって多いですよね。
例えば、これから行くスーパーで買うもののリストとか。電車での乗り換え駅情報とか。集合場所の席の位置とか。
そういったものをメモアプリに書き込むと、確認するためにメモアプリを開かなきゃならない。
ならばとウィジェットを置いても、ホーム画面に戻らなきゃならない。
かといってフローティング表示できるアプリを使うと画面が隠れて邪魔。
そんなユーザーのジレンマを纏めて解決してくれるアプリが『Notif』です。
このアプリは通知領域に表示される「通知」を自由なスタイルで作成できるアプリ。メモにピッタリです。
1つずつ見ていきましょう。
まずこちらがテキスト通知を作れる画面です。
「Title」と「Content」という2つの要素でテキストを作成できます。
こちらが作成した通知になります。
「オクトバ」が「Title」、「東京都渋谷区」が「Content」に入力したテキストです。
また、通知のアイコン(画鋲のアイコンにしています)も好きに選べます。
メモの内容に合わせてアイコンを選ぶと良いかと思います。
「Priority」とは通知を表示する優先度です。Androidの通知領域は、優先度の高い通知が上に表示されますので、ここで「Maximum」を選ぶと一番上に表示させることができます。
「Ongoing notification?」にチェックを入れるとスワイプで消せなくなります。重要なものに使いましょう。
続いてこちら。
本アプリの要件でもあるAndroid 4.1、つまりJellyBean以上のAndroidでは、通知領域をピンチアウトすると拡張できるようになっています。
これを活かして画像を通知に挿入できるのが「PICTURE」タブから作る通知の特徴です。
作成したものがこちらになります。
今回は保存した画像を使いましたが、カメラを使うことができるため例えば特売のチラシとか目的地の地図や周辺の様子などを撮影しておけば、テキストメモに詳細な情報を付与することも可能です。
愛するペットのベストショットを貼り付けてニヤニヤするのも決して間違った使い方じゃない(断言)ので、お好きにどうぞ。
もちろん複数個登録することもできますからね。
最後となる3つ目の通知はリスト形式のものです。
1番目のテキスト形式で「Content」として入力したテキストを複数行作れるイメージ。
「Add item」にテキストを入力したら隣の+ボタンからリストを追加します。
このようにGoogleMapなどで調べた道順を書き込んだり、箇条書きしたい時に役立つ方法です。
・【OCTOBA】Android App 『Notif』|YouTube
文章だけでは説明しきれないと感じたので、実際に通知を作ってみました。
非常にシンプルでわかりやすく、簡単に通知が作れます。
PriorityとOngoingの概要さえ掴んでしまえば用途に合わせてうまく使いこなすことができるでしょう。
更にNotif Pro(147円)ではリマインダー機能が搭載、テキスト通知にアラーム機能を付与できるようになったり、作成した通知を拡張した時に「Share(共有)」ボタンがついたりと、かなり機能が拡張される模様です。
Pro版はアプリアイコンも変化し、こうなります→
なんともいえないシュールな表情がカワイイ(?)ですねw
ここから作成した通知の履歴を参照し、履歴から再度通知を表示させることもできます。有料版だと編集も行えるようになるため重宝するでしょう。
とにかく手軽に、Twitterよりも少ない文字数でもいいからサクッと作れてサクッと確認できるメモが欲しい!とお考えの方、『Notif』は一見の価値があるかと思いますよ。