【ニュース】Appleが新製品発表イベントを開催、iPad AirやiPad mini 、MacBook Proなど発表

米アップルは10月22日(日本時間23日未明)に新製品発表イベントを開催し、iPadの新型モデル「iPad Air」やRetinaディスプレイに対応した「iPad mini」、Haswellを搭載した新しい「MacBook Pro」が発表された。
また、6月に先行発表され次期OS Xの「Mavericks」や、斬新なデザインが話題となった「Mac Pro」も正式に発表された。
iPad Airは11月1日から、iPad mini Retina ディスプレイは11月中に発売し、ソフトバンクモバイルとKDDIから発売されることが決定している。

iPad Air

「iPad Air」はiPad 2の後継モデルで、ディスプレイの解像度やチップセット、カメラなどスペックが強化される一方、ベゼル幅を狭くすることで前モデルよりもスリムとなり、軽量化されている。ストレージは16GB、32GB、64GB、128GBが用意され、Cellularモデルでは新たにLTEにも対応した。11月1日に発売される。

主なスペック

iPad mini Retinaディスプレイモデル

「iPad mini Retinaディスプレイモデル」は、ディスプレイサイズはこれまでのiPad miniと同じ7.9インチでありながら、高解像度・高精細なRetinaディスプレイを搭載した。本体サイズは前モデルとほぼ同等だが、重量は約30gほど重くなっている。

本体サイズやディスプレイサイズ以外の仕様は、iPad Airと共通となっており、11月中に発売される。

主なスペック

ソフトバンクモバイルとKDDIから発売

iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルは、ソフトバンクモバイルとKDDIから発売されることがアナウンスされている。NTTドコモでの取り扱いは未定。

イベントのKeynoteより

MacBook Pro

新しい「MacBook Pro」はRetinaディスプレイや最新のIntel Haswellプロセッサーに対応する。13インチと15インチの2モデルが用意される。新しい第4世代のIntel Core i5とCore i7プロセッサやPCIeベースのフラッシュストレージ、Thunderbolt 2を搭載し、Apertureで行う画像の読み込みは一世代前のモデルと比べて最大6倍の速さに、グラフィックパフォーマンスも最大90%高速化されている。

デザインに大きな変更はなく、OSには最新の「OS X Mavericks」が採用されている。価格は13インチモデルが134,800円から、15インチモデルが204,800円からとなっている。出荷は本日10月23日から。

Mac Pro

今年6月のWWDCで発売を予告していた「Mac Pro」が正式に発表。円筒形のコンパクトなボディデザインを新たに採用し、デュアルGPUを持ったワークステーションのグラフィックス、PCIeベースのフラッシュストレージ、高性能なThunderbolt 2、新世代のXeonプロセッサ、4Kビデオへの対応を中心に置いて設計された。

最新のOS「OS X Mavericks」が採用され、価格はクアッドコアモデルが318,800円、6コアモデルは418,800円となる。12月に出荷される予定。

関連情報

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ソフトバンクモバイル、11月1日よりiPad Airを発売 | 企業・IR | ソフトバンク
iPad Air Wi-Fi+Cellular、iPad mini Retinaディスプレイモデルについて|KDDI(PDFファイル)