Googleは11月1日、Android 4.4(KitKat)を搭載した初めてのスマートフォン「Nexus 5」を発表した。
4.95インチディスプレイやSnapdragon 800プロセッサ搭載、4G LTEや高速Wi-Fiにも対応している。
本日からGoogle playで販売を開始しており、イー・モバイルからも販売される予定。値段は16GBが3万9,800円、32GBは4万4,800円。
映り込みを低減させ視野角が更に広がった4.95インチフルHDディスプレイを搭載。最新鋭の2.3 GHz Qualcomm Snapdragon 800プロセッサや、4G LTE・デュアルバンドWi-Fiに対応し、ゲームやウェブ閲覧・アプリの切り替えも素早くパワフルに行える。
集光性能が56%アップしたレンズを搭載し、夜間や動きのある画像も明るくきれいに撮影できる。新しいHDR+モードは、高速で撮影された複数の写真を合成し、昼には陰影がはっきりして鮮やかな写真を、夜にはノイズが低減されてくっきりとした写真を撮影することができる。
また、広角撮影機能とPhoto Sphere機能により、従来のカメラでは難しかった360度パノラマ画像を撮影できる。
カラーはホワイトとブラックの2種類が用意。合理的でシンプルなデザインとなっており、重さ130g、薄さ8.59mmを実現している。
- OS : Android 4.4
- CPU : Qualcomm Snapdragon 800, 2.3 GHz プロセッサ
- RAM : 2GB
- ROM : 16GB、32GB
- ディスプレイ : 4.95インチ フルHD(1920×1080)IPS、445ppi、Gorilla Glass 3
- カメラ : 800万画素(背面)、130万画素(前面)
- ワイヤレス通信 : デュアルバンド Wi-Fi(2.4G/5G)802.11 a/b/g/n/ac、NFC、Bluetooth 4.0 LE
- バッテリー : 2,300mAh
- サイズ : 69.17 × 137.84 × 8.59mm
- 質量 : 130g
- 本体カラー : ホワイト、ブラック
- 製造メーカー : LG
- ワイヤレス充電対応
本日(2013年11月1日)からGoogle playで販売を開始しており、値段は16GBが3万9,800円、32GBは4万4,800円。
Nexus 5はイー・モバイルからも販売される予定。
Nexus 5はAndroid OSの最新バージョン 4.4(KitKat)を搭載している。主な機能は以下の通り。
- 画面へ触れなくても「OK, Google」と話しかけると音声検索が起動し、道順の検索や音楽の再生が行われる。
- 新しい「Hangout」アプリでは、SMSやMMSがテキストチャットやビデオ通話とともに一元的に管理され、メッセージの見逃しを防ぐ。
- 動画や電子書籍を閲覧していたり、ゲームをプレイしているときは、ステータスバーとナビゲーションバーが自動的に隠れ、大画面で楽しめるようになる。
- アドレス帳に登録されていない電話番号から着信した場合、Googleマップの情報から参照し、誰からの着信かを画面に表示する。
- Googleキーボードでは、日本の「Emoji」(絵文字)にも対応。
このほか、Chromecastへの対応、BluetoothのMAPプロファイルサーポート、より高速化されたマルチタスク、Googleクラウドプリントの対応、赤外線によるテレビなどの制御、低消費電力による音楽再生など、多数の機能が追加されている。
Android 4.4はNexus 4、Nexus7、Nexus10と、Samsung Galaxy S4 と HTC One のGoogle Play edition deviceでも今後数週間以内に利用できるようになる。
・Android for all and the new Nexus 5|Android Official Blog(英文)
・Nexus 5製品紹介ページ
・Nexus 5製品販売ページ(Google Play)
・Android – 4.4 KitKat(英文)
・【ニュース】Google、Android次期バージョン名を「4.4 KitKat」と発表。キットカットドロイド君も登場