その日話した人、撮った写真、聞いた曲etc…記録するならとことんやっちゃおう!
『Friday』のアプリ名にも入っている「自動ジャーナル」の言葉どおり、このアプリはあなたの行動を全て自動的に保存します。
もちろんただ溜め込むだけでなく、検索によって素早く的確な答えを探すことができます。
「通学(通勤)に毎日どれくらい時間をかけているっけ?」「今日はどのくらい歩いたんだろう?」
といった簡単なことから、
「あれ?この日ってどこ行ったんだっけ?」「え、その件の話は昨日伝えたよね?」
など、ビジネスを含む日常の幅広いシーンで起こりうるイベントの確認手段、ひいてはアクシデントの解決手段としても大活躍することでしょう。
特に本アプリはGoogle+と強力に結びついているので、SNSの利点も活かせます。
こちらが起動画面。G+以外の方法でログインできるボタンが見当たりません。
まぁAndroid端末であれば使用時に(ほぼ)必ずGoogleアカウントを作成し紐付けているはずなので問題ないでしょう。
ログインボタンを押すと端末に紐付いているGoogleアカウントが表示されますので、任意のアカウントを選びましょう。
Gmailなどで使っている連絡先とメールの情報も取得できます。
またSNSであるG+を使うため、サークルメンバーに対し情報を公開することもできるようです。
とはいえライフログなので自分だけが見れればいいという人も多いはず。そんな時は「あなたのみ」にチェックを入れると良いと思います。
最後に、本アプリで収集・記録するものを選びます。デフォルトで全てチェックが入っていますが、不要なものや記録したくないものはチェックを外すことができます。特に公開設定をする際は慎重に選んでください。
右上の「完了」を押すとログインが完了します。
続いてトップ画面に遷移しますが、初回はこのようにチュートリアルが挿入されます。
全ての項目について概要を教えてくれるのでよく確認してください。
チュートリアルはサイドメニューから再確認することもできます。
本アプリで記録した情報はSNSのタイムラインのような形式で表示されます。
検索ボタンから任意の記録を探しだすこともできますが、音声検索は英語しか対応していない模様です。とはいえ簡単な単語(”mail”とか)でも認識する可能性があるため試してみると良いかもしれません。
「アプレット」から本アプリのプラグイン(機能拡張)を追加することができます。
通話履歴の管理を重視したい場合は『dialapp』、行動記録を取りたい場合は『Trails』を入れると良いでしょう。
『Dialapp:ユーザーを知りつくしているダイヤラー』では「状況に合わせて電話をかける可能性がある相手をピックアップしてくれる」機能があるようです。
例えば、帰宅後に友達としゃべることの多い学生や、得意先や妻と定期的に通話する単身赴任中のお父さんなど、通話を多用する方に良いのではないでしょうか。
『Trails』を使うと、チェックイン不要である場所から別の場所へと「移動」した際の時間を記録してくれます。学校または職場まで電車で何分、車だと何分かかるのか?などの情報がすぐに把握できるようになります。
本アプリのプラグイン(アプレット)は外部の開発者による開発(=非公式プラグインの提供)が許可されているようなので、そのうちもっと便利な機能が追加されるかもしれません。
タイムライン右上のペンのアイコンをタップするとメモを作れます。
聴いている曲や考えていること、好きなものを見つけた際、なんでもいいので書いてみましょう。
メモは英文で入力すればきちんと反映されます。
Twitter、Facebook、Foursquareに投稿できます。
しかし、残念ながら日本語の表示にまだ対応していない模様……文字化けを起こしちゃいました(´・ω・`)
投稿したメモはタグを分けて保存することもできますし、投稿した場所が記録されるのでマップを使って確認することもできます。
自分の一日の行動を多方面から分析し、自動的に保存してくれるため用途は広いです。これでアバターがあったら自分の完全なクローンをウェブ上に作ることになりそう。
これ系のアプリの使い道としては「忘れてしまった過去の出来事の確認」なので、その人の行動によっていくらでも様変わりします。
仕事面で使う場合、特に営業職など外出の多い方にとって移動経路の見直しもできる点は嬉しいと思いますよ。
プライベートでは、旅行時に本アプリで行動を記録しておけばリアルタイムで振り返ることができるでしょう。
通話記録やSMSも保存できるので、家族や恋人、友達、取引先とのやりとりなども振り返ることができます。
ライフログを多用している人にも興味がある人にもおすすめです。