家計簿ドクターウォレット!レシート撮るだけ簡単に貯金・節約! : 自動”人力”入力で高精度な家計簿アプリ!無料

大事なことなのでもう一度。まさかの人力です。
『Dr.Wallet』は家計簿アプリ。スマホのカメラでレシートを撮影してクラウドに送ると、自動的に入力を済ませてくれる便利な機能を持っています。
しかもOCRではなく自動認識だから、精度も折り紙つき!
月々の予算や支払い方法別に細かく管理できるので、簡単なだけじゃなく実用性も十分備わっています。

Google/Facebookアカウントが使える

家計簿とは、お母さんが机に肘ついて長め時折ため息を漏らす憂鬱なもの、というだけではありません。アナタの手元にあったお金がどのように流れたか(どう使ったか)を把握するのに役立つものです。
よって男性・女性の区別なく、つける価値はあるでしょう。

まずはチュートリアルで概要を覚えちゃいましょう。下側からスキップしてもいいですが、右にフリックすると読み進めることができます。

チュートリアルの最後のほうにログイン画面があります。
アカウントを持っていない場合は更に右側の「新規登録」画面より登録することもできますが、GoogleまたはFacebookのアカウントを使うこともできます。
長く使う場合もちょっとだけ試してみたい場合もアカウントは大切に管理してください。

ログインするとこのような画面になります。
サイドメニューから色々な機能にアクセスできますので覚えておきましょう。

レシートを激写して送信!

さっそくカメラアイコンからレシートを撮影してみます。
本アプリは人力入力(データ送信先にスタッフが待機している)ため、肉眼で文字が読めるようにピントを合わせて撮影してください。
逆に言えば、機械による認識時のように「この位置にマーカーを合わせる」とか「上下を水平に揃える」とか面倒な操作はいりません。読めればok!

うまく撮れたら、下部中央の「Send」ボタンから写真を送信しましょう。
アップロードが完了するとデータ化作業がはじまります。
進捗状況は左下の雲アイコンから確認することができます。

このように表示されました。だいたい平均すると280分=4〜5時間かかるようですね。
※撮影したレシートの情報量(店舗情報、買い物時刻、カード使用などに加えて購入点数など)によっても変動すると思われます。
あまりにもレシートが長い場合は半分に切って並べて撮るとうまくデータ化できるようです。

文字が切れないよう慎重に分割して撮影。
※線で隠している部分は支店名、住所、電話番号、クレジットカード情報などです。クラウド側には隠さずに送信されるため、不安な場合は後述する手動入力をご活用ください。

実際には数分かかったように思われますが(同期が完了するまで結果がわからない)、それでも表示された平均時間よりも圧倒的に高速でデータ化が完了しました。
恐らく、時間帯や曜日などによっては混雑することもあるのかと思います。
それでもこの速度は有難い。2枚目、3枚目のレシートを撮っている間に1枚目のデータ化が完了する感じでサクサク進みます。

データを管理しよう

データというものはただ集めただけではゴミとかわりません。適当に整理され、分析され、何よりそれが継続されてはじめて意味があります(某作品をリスペクト)。
家計簿もこのままだと「1日にいくら使ったか」「1ヶ月でいくら使ったか」程度の情報しか得られません。
もっと詳細に、「食費にいくら使ったか」「交際費にいくら使ったか」「クレジットカードでいくら使ったか」「収入の何%を消費したのか」「予算オーバーとなった買い物は何回あったか」などを調べることで、貯蓄などに回せるお金が浮かんでくることもあります。

右下の「Graph」ボタンから、支出の割合をグラフ形式で確認できます。食費が突出した日、臨時収入があった日、なぜか出費の多い日などがひと目でわかるようになります。

サイドメニューから「カルテ」を選ぶと、更に多方面からの分析データを確認することもできます。
グラフだけでなく、カテゴリー別の支出やよく行ったお店など、レシートから読み取れる情報をフル活用できます。

予算の設定を忘れずに

支出情報ばかり眺めていても気が滅入るだけですよね。どうせなら収入と合わせて計算し、手元にいくら残せるか、貯蓄にいくら回せるかも確認しましょう。
サイドメニューから「予算」や「締め日」、「銀行やカードの残高」を設定することができます。

「予算設定」ではひと月の収入額を設定し、そこから各分野の支出に割く金額を細かく指定できます。
右上の「一括設定」より自動的に割り振ることも可能ですが、家賃などが異なる場合は逐次変更してください。

「残高設定」では銀行預金やカードの残高を登録することができます。
とはいえ入力するのはあくまでも金額情報だけ。つまり口座番号どころか銀行名すら本アプリに知られることはありません。安心。
カードの場合上限を設けている方も多いかと思いますが、あんな感じでお手軽に、自分自身で残高を管理できるようになるのが魅力。きちんと使えば金銭感覚つきそうですね。

しまった、レシートを捨てちゃった!

レシートを捨ててしまった時、またはネットショッピング等レシートが存在しない買い物の場合も結構ありますよね。
そんな時は手入力しましょう。大丈夫、手間はほとんどかかりません。
右上の「+」ボタン(またはサイドメニューの「手入力」)より入力画面を呼び出します。
金額部分をフリックすることで「収入」「支出」どちらの入力も可能。
ジャンルと種類(現金・銀行・カードなど)と日付を決めたら、店名を入力します。

一度でもデータ化された情報は全て記録されているので、「一覧」から選ぶこともできます。
まだ登録されていない場合でも、ここで一度入力してしまえば登録されますので次から楽。
普段何気なく利用しているお店から、ぶらりと立ち寄ったお店まで全て管理できます。

デフレ脱却、消費税増税と支出に関わる話題が尽きない昨今、貯金を増やしつつも生活水準を落とさないために、お財布の紐を引き締めようと考える方は多いと思います。
金は天下の回りモノ、消費が増えれば経済が好転し結果収入にも影響があるとはいえ、先立つものがなければ回すこともできません。
家計簿をつけることで出ていく分と入ってくる分をしっかり把握し、効率よく使う方法を模索することで無駄をなくし、お金を大切にすることを心がけるべきかもしれませんね。