KDDIは11月12日、サムスン電子製Androidスマートフォン「GALAXY SⅢ Progre SCL21」をAndroid OS 4.1へバージョンアップするアップデートを開始した。
今回のバージョンアップにより、カメラ機能の向上やマルチウィンドウ対応などによる操作性向上のほか、快適に利用できるための品質改善も含まれている。
アップデートは3G/LTE回線、Wi-Fi通信、パソコンから行うことができる。
主なバージョンアップ内容
GALAXY SⅢ Progre SCL21は2012年11月にAndroid OS 4.1で発売された。今回のバージョンアップでAndroid OSは4.1となり、最新のベースバンドバージョンは「SCL21KDBMJ5」となる。
新たに追加された機能など、主なバージョンアップ内容は以下の通り。
- 「スマートローテーション」 : 顔と端末の向きを認識して、顔の向きに合わせて画面の自動回転を無効にする
- 「ページバディ」 : イヤホン挿入時・充電台使用時・ローミング時の状況を認識し、お勧めのウィジェットが自動で起動する
- 「ブロックモード」 : 指定した時間帯に許可した連絡先以外からの着信・通知や、アラーム・タイマーなどの機能を無効化
- ポップアッププレイのワンセグでの利用が可能に
- 「マルチウィンドウ」 : ブラウザで検索しながらメールを作成するなど、2つのアプリを同時に立ち上げて利用できる
- ロック画面の下に表示されるテロップにFacebookの情報を追加
- 「ベストフェイス」 : 5枚の連続写真を撮り、その中から一人一人の最高の表情を選んで全員が最高の表情の写真を合成できる
- マイファイルアプリ内に「画像」「動画」「音楽」などのカテゴリーが追加
- ギャラリーの表示方法変更(写真・動画をカテゴリー化して表示)
- パノラマ撮影モードでの撮影範囲が270°から360°へ拡張
- イヤホン挿入時の左右音量バランスが調整可能に
- Samsung日本語キーパッドで矢印キーをキーパッドエリアで操作することが可能に
- ローマ字入力時のフリック入力に対応
このほか、「より快適にSCL21をご利用いただくための改善内容」なども含まれている。
関連情報
・GALAXY SⅢ Progre SCL21 OSアップデート情報 | 製品アップデート情報 | au
・OSアップデートにおける主な追加機能について|au(PDFファイル)