先日、駅で年賀状の街頭販売を見かけ、もうそんな季節なんだなぁとしみじみ思いました。皆さん年賀状の準備は始めましたでしょうか。
『筆まめ年賀2014』は、パソコン版の年賀状ソフトでお馴染み「筆まめ」のAndroidアプリです。スマートフォン単体で年賀状作成ができ、ご家庭にあるプリンターやネット印刷サービスでの印刷はもちろん、LINEやTwitterへの投稿もできてしまうという、現代人のための年賀状作成アプリです。
既にある程度作成されたデザイン(テンプレート)から年賀状を作成するか、白紙から自分で作るかを選びます。
「デザインから作成」を選ぶ場合は、「写真ありデザイン」「写真なしデザイン」「グリーティング」「フレーム」の4つのカテゴリーから選択できます。
「写真ありデザイン」と「写真なしデザイン」。写真ありデザインのグレーの部分に写真をはめ込むことができます。
「グリーティング」と「フレーム」。年賀状だけでなくグリーティングカードのデザインも選べます。
鍵マークのあるデザインは有料(400円)となります。
では実際に「写真ありデザイン」で作ってみようと思います。好きなデザインを選ぶと編集画面に移ります。
グレーの部分をダブルタップすると、カメラを起動するか端末に保存してある写真を選択できます。
カメラを起動すると、選んだフレームが表示された状態の撮影画面になりますので、完成後の年賀状のイメージがしやすく
画面上をピンチアウト・ピンチインすることによって画像を拡大・縮小することができます。反転や回転させることも可能です。
テンプレートを使って年賀状を作成する場合はこれで完成です。
もちろん、テンプレートのデザインのイラストを少し変えたり、文章を加えたりするといったこともできます。
アプリのトップ画面で「白紙から作成」を選んだ後に表示される編集画面です。
ボタンの配置は上記のようになっています。
テキスト入力する場合はキーボードで文字を入力します。
縦書き・横書きの切り替えは左上のボタンから行います。無料で使う場合はデフォルトのフォントのみ使用することができます。
ペンで自由に文字やイラストを書き込むこともできます。「マーカー」や「ふちつきペン」、「もこもこペン」など5種類から、太さも5種類から選べます。
ローラースタンプのように転がすコロコロペンや、イラスト素材も用意されています。
文字やイラストは、それぞれパーツごとに配置されているので、そのパーツを選択することで再編集も可能です。編集が終わったら出力ボタンを押しましょう。
「保存」は再編集可能なデータとして保存されます。「画像形式で保存」は、端末にjpg形式で保存されます。保存場所は「/storage/emulated/0/Fudemame/FUDEMAME2014」です(フォルダの構造は端末により異なる場合があります)。
「印刷」はEPSON iPrint対応のプリンターならWi-Fi経由で直接印刷することができます。それ以外のメーカーでも、画像形式で保存後、各プリンタメーカーの印刷アプリから印刷することができます。
「Yahoo!Japan年賀状」の印刷サービスへ直接アップロードすることも可能です。標準の年賀状で1枚78円(別途はがき代50円)と有料のサービスですが、10枚以上で利用できる大口割引もあるので、たくさんの枚数を贈るときは便利かもしれません。
また、このサービスを利用するとTwitterのフォロワーやmixiのマイミクなど、住所の分からない相手に年賀状を送ることも可能です。
Yahoo!Japan年賀状の印刷サービスは2013年11月1日から2014年1月31日までの期間限定となっています。
このほか、年賀状をLINEやメールで友達に送信したり、Twitterに投稿することもできます。
無料版では使用できるイラストやデザインが限られていますが、スマートフォンだけで手軽に作成でき、ワイヤレスで印刷することもできるので「年賀状作成にあまり時間をかけたくない!」という方は一度試してみてはいかがでしょうか。
このアプリの紹介動画はこちらです。
・スマホで年賀状!年賀状作成アプリ『筆まめ年賀2014 for Android』|YouTube