スマートフォンや携帯電話から発信するときはアドレス帳や着信履歴から発信することが多いと思いますが、今回ご紹介する電話帳アプリ『Dialapp:ユーザーを知りつくしているダイヤラー』を使うと、過去の通話パターンやGoogleに登録されているプロフィール・カレンダー情報を基に、これから電話をかけるであろう相手を表示してくれるアプリです。
この機能が完璧に働くと、自分の脳内を読まれているようで少し怖いですけど、いちいち探さなくても済むので便利になりそうですね。
まずは最初にGoogle+へのログインを求められます。Google+に登録してあるプロフィールや基本情報、サークル内のユーザーリストなどの情報も参照するため、ログインしない場合は次の項で紹介するこのアプリのメインの機能は使えません。ただし、通常の電話帳アプリとしては使用することができます。
上段には、過去の通話パターンやGoogleに登録されているプロフィール・カレンダー情報などのデータから予測された通話先が3〜4件表示されます。
下段には通常の通話履歴が表示されます。
例えば夜自宅に居る場合は、親友・恋人・親などが、通勤途中で遅刻しそうなバスの車内からは会社の、といったように利用シーンや場所に合致する連絡先が表示されます。
アプリがユーザーの行動パターンを学習するまで数日から数週間かかると思いますが、より適した連絡先が表示されるようになると思います。
電話番号や名前の一部を入力していくことで候補を表示していくインクリメンタルサーチにも対応しています。
ダイヤルの長押しであらかじめ登録してある電話番号に発信することもできます。
画像の例です説明しますと、「2番」に「オクトバ花子」を設定しておけば、2番を長押しするだけでオクトバ花子へすぐに発信できます。
一時的な連絡先は、一定期間経過後に削除される機能もあります。指定した期間(1週間後から5週間後まで、1週間単位で設定)が経過すると、不要な連絡先は削除されます。
登録先はGoogleのアドレス帳で、削除前には本当に削除して大丈夫か確認もされるので安心です。
電話帳アプリとしての基本的な機能は備えながら、自分がかけたいと思っている相手を先回りして表示してくれるこのアプリ。使い込むほどあなたにマッチした電話帳アプリになるのではないでしょうか。端末の性能にもよると思いますが、アプリの起動も速いので、電話の発信もすぐにすることができます。
ただし、GoogleやGoogle+に登録してある個人情報やサークル内のリストを利用するアプリなので、使用にあたっては十分の注意と配慮が必要です。