【ニュース】D2Cとジークラウド、スマホアプリ開発者の技術力を点数化する「スマ検」を2014年2月から開始

株式会社D2Cとジークラウド株式会社は、2014年2月よりスマートフォンアプリの開発技術を計る「スマートフォンアプリ開発技術検定試験(略称:スマ検)」を2014年2月から開始すると発表した。
「スマ検」はiOSとAndroid向けアプリの開発技術に関する検定試験。開発に使用するプログラミング言語に限らず、アプリの企画から完成後のアプリ申請まで広範囲に渡る設問により、企業が技術者を適切に評価するための指標となることを目指す。

「スマ検」開始の狙い

現在多くの企業がスマートフォン向けアプリ開発に関するビジネスを展開しており、優秀なアプリ開発技術者へのニーズが高まっている。しかし、企業が技術者を採用する際の指標が使用可能できるプログラミング言語程度しかないのが現状で、採用の判断を難しくする要因としている。
 

 
そこで「スマ検」では、「事前準備」「開発環境設定」「開発者登録」「アプリ企画」「UI/UX設計」「アプリデザイン」「アプリ開発・コーディング」「実機インストール」「実機検証」「アプリ申請」といった、アプリの企画・開発から事業化に至るまでの広範囲の設問を用意する。それにより技術者の力量を点数として明確にし、企業が技術者を適切に評価、適切なレベルの業務を担当させるための指標となることを目指している。

試験の概要

設問の作成ははD2Cがコンシューマ向け事業で蓄積したアプリ開発・運営ノウハウと、ジークラウドが教育事業「RainbowAppsスクール」で蓄積したノウハウを元に、「RainbowAppsスクール」の講師陣が担当する。設問は全部で4000問が用意され、1回の試験で200問が出題される。制限時間は100分。
 
法人向けと個人向けの2コースが用意され、ASPによって提供されるためいつでもパソコンから検定を受けることができる。設問は検定を行うごとに変更され、随時追加もされる。法人向けコースでは、利用する企業が設問を自社向けにカスタマイズすることも可能。
 
「スマ検」のサイト開設や募集開始時にはあらためて詳細を発表する予定。

受験時のイメージ画像

 

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