【スマホのコツ】Androidのバージョン情報を連打すると…バージョン別まとめ

オクトバ読者の皆様ならご存知の方も多いかもしれませんが、Androidの設定画面である操作を行うと「隠し画面(イースターエッグ)」が出現するようになっています。
特に実用性のあるものではありませんが、無機質な設定画面で開発者の遊び心が感じられて、ちょっとほっこりできます。
開く画面はバージョン(コードネーム)ごとに異なるものになっているので、今回は古い機種から順にまとめてみました。

操作方法(共通)

Androidのイースターエッグの初出はGingerbreadことAndroid 2.3.xからです。1つ前ののFroyo(2.2.x)にはありません。
GB以降の全てのバージョンで搭載されており、確認方法も一緒。

★「設定」 > 「端末情報」 > Androidバージョンを連打すると出現します。

高橋名人ばりの連射力はいりませんが、それでも多少力を込める必要はあるかもしれません。また機種によってはイースターエッグを確認できないものもあるようです。(こちらで確認したところHTC製品が該当)
それじゃ順番に見ていきましょうかね。

Android 2.3 Gingerbread

当時は「Androidバージョンを連打するとゾンビ(グロ画像)が画面いっぱいに表示される」と脅かされており、怖くて開くことができなかった思い出があります。酷い仲間ですよね(オクトバの人達ではありません)。

Android 3.x Honeycomb

「ハニカム(構造)」とは蜂の巣のように六角形を隙間なく並べた美しい模様のことを指します。このためイースターエッグに描かれたドロイド君も蜂の姿をしていますね。Android 3.xはタブレット専用に最適化されたOSなので目にする機会があまりなく、ちょっとレアな印象があって個人的に好きな模様です。
ドロイド蜂をタップすると「REZZZZZZZZ..」というトーストが表示されます。たぶん羽音か、または鳴き声な?

Android 4.0 Ice Cream Sandwich

アイスクリームサンドイッチとは、ハーゲンダッツのクリスピーサンドのようにアイスクリームをパイやクッキーのような生地で挟んだお菓子のことです。このためドロイド君も生地に挟まれて登場します。
このICSからイースターエッグに更なる仕掛けが施されるようになっており、ドロイド君を長押しするとどんどん拡大してきます。開発者って暇なんですかね…。

更に長押しを続けると、大量のドロイド君が画面内を泳ぐようになります。
こちらはYouTubeで1億回以上再生されている動画、「NyanCat」をモチーフとしたものなんだとか。嘘か真か知りませんが4.0のソースコードにも「Nyandroid.java」というソースコードがあるという話も見かけました。
こちらがその動画です。

Nyan Cat [original]|youtube
動画自体は知らなくても、BGMを聞けば大抵の人はピンとくるんじゃないでしょうか。

Android 4.1~4.3 JellyBean

ジェリービーン(ズ)、またはゼリービーン(ズ)とは、海外で人気のそら豆の形をしたお菓子です。このためドロイド君もそら豆型になっています。
JBのイースターエッグも、画面を長押しすることで新たなギミックが発動します。それが画像右側。この画面では大量のジェリービーンが画面内を漂っており、フリックすると弾くことができます。

また同じJellyBeanでもAndroid 4.2から更に別の要素も追加されています。

それがこちら。
Android 4.2からは充電中やホルダーに装着した際に「スクリーンセーバー(通称DayDream)」が表示されるようになりましたが、一度イースターエッグを表示させると、そのアニメーションをスクリーンセーバーとしても使えるようになります
一度でもイースターエッグを表示させないと候補に出てこないのがポイント。まさしく隠し機能、裏ワザの類です。まだやってない人はお試しあれ。

Android 4.4 KitKat

同名のチョコレート菓子を製造しているスイスの会社「ネスレ」公認のため、KitKatのドロイド君は胴体が4本のキットカットでできています。
注目のイースターエッグはというと、頭文字の「K」がクルクル回るだけのもの。若干手抜き?

かと思ったけどそんなこともなかったぜ。
まさしくあのお菓子の袋のような見た目でAndroidロゴが描かれています。
更にこのロゴを長押しすると……、

これまで採用されてきたコードネームにちなんだお菓子の画像が勢揃いします。
Android 2.2のFroyoことフローズンヨーグルト、2.1と2.0のエクレア、1.6のドーナツあたりまでは知ってる方も多いかと思いますが、1.5のカップケーキも登場していますね。
ちなみにこれらコードネームにはきちんとした法則があり、頭文字がアルファベット順に1つずつ増えていきます。最初期のバージョンであるAndroid 1.0、その次のバージョンの1.1にはコードネームがつかなかったため、初出は”C”upcakeからとなっています。
その後、”D”onut、”E”clair、”F”royo、”G”ingerbread、”H”oneycomb、”I”ce Cream Sandwich、”J”ellyBean、”K”itKatときていますので、2014年に登場する次期バージョンでは”L”が頭にくるお菓子の名前が使われるはずです。ライムパ……いやなんでもないです。

以上、知ってる方には今更だっかたもしれませんが、Androidの裏ワザのご紹介でした。たまにはこんな話もいいよね。