【ニュース】ソフトバンク、米携帯電話会社「T-Mobile US」の買収検討 複数メディア報じる

ソフトバンクが米携帯電話会社第4位の「T-Mobile US」を買収する方向で検討していると日本経済新聞やNHKなど複数のメディアが報じています。
買収金額は約2兆円にのぼるとみられ、買収が実現すれば、今年7月にソフトバンクが買収した「スプリント」と合わせた契約者数はアメリカトップの「ベライゾン」と2位の「AT&T」に迫る規模となります。

世界第2位のグループへ

報道によると、買収はスプリントがT-Mobile USの株式の過半数を取得する形で行う予定で、買収金額は約2兆円にのぼるとみられます。
 
買収が実現した場合、ソフトバンクグループとスプリント、T-Mobile USの携帯電話事業の売上高は694億ドルとなり、中国移動(チャイナモバイル)の904億ドルに次ぐ世界2位に浮上します。グループで端末を調達することで、端末メーカーに対する交渉力を強め、自社グループに有利な端末開発してもら狙いもあるということです。
 


NHKニュースより

 
しかし、ソフトバンクは今年7月にスプリントを買収したばかりで、今回の買収をアメリカ当局が承認するか、また、買収に必要な資金を金融機関から調達できるかなど懸念もあることも報じています。

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