有志によるAndroid OSのカスタム版「CyanogenMod」のインストール数が、先日1000万を超えたそうです。
最近では多額の資金調達に成功して法人化したり、プリインストール済み端末「OPPO N1」が発売された事でも話題になりましたね。
今回紹介するカメラアプリ『Focal (Beta)』は、その「CyanogenMod」に搭載されていたカメラアプリを、単体アプリとしてリリースしたものです。
パノラマモードや360°の写真が撮れる「Photo Sphere」に対応し、しかもオリジナルよりも使いやすいアプリですよ!
撮影画面は非常にシンプルです。画面を邪魔するアイコンなどもなく、被写体をしっかり捉える事ができます。
画面をタップすると、その場所にピントを合わせます。また、音量ボタン↓でもピントを合わせる事が可能です。
かなりの接写でもキチンとピントは合いました。背景のボケ具合もいい感じです。一応、まだBETA版とのことですが、問題なく常用出来そうですね!
画面の左端から中央に向かってスワイプすると、撮影した写真の簡易ギャラリーを閲覧可能です。画像を上下にスワイプすると写真が切り替わり、更に右側にスワイプすると削除されます。画像管理が直感的に行えて便利です。
画面を下から上にスワイプすると、様々な設定項目が出現します。フラッシュの有無・ホワイトバランス・HDR撮影など基本的なものは揃っています。
シャッターボタンを長押しすると、撮影モードメニューが表示されるので、そのままスワイプして撮影モードを変更してください。とりあえず、パノラマモードを試してみようと思います。
パノラマモードは画面左に表示されるバーに注意してください。シャッターボタンを押すと撮影が開始されるので、そのままゆっくり横に回ってください。左のバーが体に合わせて動きます。
動きが速過ぎるとバーが赤く表示されるので、青を保つようにゆっくり動きましょう。
すると、こんな感じのパノラマ写真が撮れます。
「Photo Sphere」はなかなか撮るのが難しいと言われる、360°のパノラマ写真を簡単に撮ることができます!
「Photo Sphere」モードを起動すると、いくつもの青い点があるので、その内の一つに中心の青い点を重ね合わせ、一度シャッターボタンをタップしてください。
そこが写真の中心になり、あとは無数の点を360°合わせてシャッターを押しまくってください!
撮影した写真がツギハギのように、合わさっていくと思います。
360°撮影し終わったらシャッターボタンを長押しして終了です。あとはアプリが自動的に写真を合成してくれます。しばらく時間がかかりますが、おとなしく待ちましょう。
出来上がったのがこれです!…大失敗してますね(笑)
でも、よく見てください!階段付近も複数の写真が合成されていますが、なかなか自然な感じではないでしょうか?あまり複雑な建物が少ない方が、きれいに撮れるかもしれません。
非常に軽快な動作で、尚且つ直感的で使いやすいシンプルなカメラアプリです。流石は「CyanogenMod」ですね!
ハード製造メーカーとの提携など、最近は特に面白い動きをみせているので、今後はどんな展開を計画しているのかとても楽しみです!