第1作、テリーのワンダーランドで使用されたBGMもGB音源からリメイクされて収録されています。
「DQM」といえばゲームボーイ版ドラクエとして本格的なロールプレイ&ポケモンのようにモンスターを集めて育てる要素がウケて大ヒットを飛ばした作品です。
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』はそんなDQMにソシャゲとしての要素を追加したスマホ用ゲーム。これが結構よくできてて、面白かったです。
ドラクエといえばスライム……だけじゃないですよね。
ベビーパンサーやファーラット、テンツクなど外見のかわいさ(?)から人気を集めるモンスターや、キラーマシン(マジンガ)、ひとくいばこ(ミミック)、うごくせきぞうなどトラウマを生み出したモンスターなど、色んな思い出があると思います。
こいつかっこいいなー味方にできないのかなー…そんな思いを実現させてくれたのがDQMのいいところですよね。
本ゲームには結構大きな追加データがあるらしく、起動時に読み込みます。その際にこれらの画像が表示されるんですが、Wi-Fiでも結構時間かかったのでゆっくり見れました。
DQMの水先案内人、わたぼうがチュートリアルを進めてくれます。
基本的なゲームシステムとしてはよくあるソシャゲといった感じで、自分のパーティ以外にもサポートを1人(1匹)連れて行けます。チュートリアルではわたぼうがついてきてくれます。
ここからがちょっと面白かった。
クエスト(ダンジョン)では進む道を自分で決められます。行きたい方向に画面を引っ張るだけ。左下に地図が表示されているので、迷うこともないかと思います。
RPGらしさが濃厚というだけでなく、チョコボの不思議なダンジョンのノウハウも入ってるんでしょうかね。結構期待できそうです。
ところどころに立て札が置かれている場合があり、タップすると読めます。何が書いてあるかはお楽しみ。
壺も調べられます。中にお宝が入ってることもあるので見逃さないように。
もちろん宝箱だってあります。何が入ってるかはお楽しみ。
またここの立て札にヒントが書かれており、それによるとダンジョンで入手した薬草などは外に持ち出せないそうです。遠慮せずドンドン使っちゃっていいみたい。ただ、使わなかった分はクリア時に自動的にゴールドに変換されるそうなので、お金がほしい時は節約しましょう。
色んな仕掛けがあって楽しいです。移動もスムーズなんでサクサク進んでたら…、
いじめないで! ぼく わるいスライムじゃないよ!
話せるスライムがいました。なんて言われたかはお楽しみ。
ちなみにエンカウント(戦闘)もこのようにはじまります。歴代ドラクエのように歩いていて突然ということがなくなっていますが、それでもマップ移動が高速のため結構ハラハラします。
HPがヤバい時やモンスターが強い時は半分だけスクロールする小技が活躍しそうですね。
急いでると見落としがちなのがこれ。たまにフィールドが光っていることがあります。ここをタップすると落ちてるお金などが手に入りますよ。
いくつかのシステムはなかなかに革新的で好印象でした。
AIによる自動戦闘もあるんですが、このゲームは自分で戦ってもいいかも。
特技や魔法、道具を使う……っていう意味じゃなく、
敵を直接タップして攻撃できる。自分が戦闘に参加してる感がスゴイ出てます。こういうの好き。
倒したあとで起き上がってくると思わず「いいパンチだったぜ…」「お前こそ…」とか言いたくなります。
これは個人的に凄く評価できる。
ソシャゲの定番「ガチャ」ですが、DQMSLにもあります。その名も「地図ふくびき」!
初回は1回無料で引かせてくれます。
このふくびきで手に入るのはモンスター……じゃなくて地図。どういうこと??
地図を手に入れると、その場所に専用ダンジョンが出現!
見事攻略して奥で待ってるモンスターを倒すと100%仲間になるようです。
1回回して手に入った地図の場所に行ってモンスターを倒す必要があるため、ガチャを連続して回すのにそれなりの手間と時間がかかります。これなら小さなお子さんに遊ばせても安心じゃないでしょうか?
ただし、地図ダンジョンは3部屋くらいの直線通路でモンスターも1体しか出ないようです。
なお現在(1月24日執筆時点)ではリリース記念として毎日ジェム100個が貰える状態でした。500個で金のふくびきが1回回せるので、チャンスですよ。
RPGとソシャゲ、そしてスクエニらしさがうまいこと融合しており、軽快な操作でサクサク楽しめるんだけど奥が深くてのめりこむ、そんな魅力を持っていると思います。
ドラクエ好き、RPG好き、育成好き、ソシャゲ好き(カードゲーム以外でもokだと尚良し)な方におすすめのゲームです。