【Androidニュースのまとめ】 2014年2月8日 ~ 2014年2月14日
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楽天が無料通話アプリ「Viber」で知られるViber Media Ltd.(以下、Viber社)を買収することを明らかにした。また、NTTドコモがPC版ウェブサイトをリニューアルし、「My docomo」の一部情報を閲覧可能とした。愛犬向けサービス「ペットフィット」、スマートフォン向け放送局「NOTTV」では電子雑誌「NOTTVブックス」の配信も開始される。
(1) 楽天がViberを買収へ
楽天は14日、キプロスに本社を置くViber社を買収することで合意に至ったと発表した。発行済み株式100%の取得と新株発行を引き受けることで出資総額は9億ドルに及ぶ。
Viberは世界で約2億8千万人のユーザーを持つ、無料通話・無料メッセージサービス。月間アクティブユーザーは1億人に達する。楽天はこのViber社を傘下に収めることで、自社のECサービス、デジタルコンテンツサービスをグローバルに提供するプラットフォームを構築する。
ViberではSticker(スタンプ)も使える
(1) キヤノン、コンパクトフォトプリンタ「SELPHY CP910」を発売へ
キヤノンはコンパクトフォトプリンタ「SELPHY(セルフィー)」シリーズの新モデル「SELPHY CP910」を発表した。2月20日に発売し、カラーバリエーションはホワイトとピンクの2色を用意する。
SELPHY CP910
CP910は解像度300×300dpiで手軽にプリントできる熱転写型のプリンタ。プリント工程の最後に特殊なフィルム処理が入るのでプリント表面はコートされたツルツルな状態となり、水や汚れからも保護される、質のいいプリントができる。プリント速度は1枚約39秒。
バッテリーパックを利用すれば外出先でのプリントもできる。
SDカードスロット、USB端子を持つのでSDカード、USBメモリなどの写真をプリントできるほか、Wi-Fiでの直接の接続もできる。PCの場合はWi-Fiルーターを介す必要があるが、スマートフォン、タブレット、PictBridge対応デジカメの場合はWi-Fiルーター無しで、直接Wi-Fi接続してのプリントが可能だ。
(2) Wi-Fiの電波範囲を拡大してくれる中継器「忠継大王」が2月28日発売へ
忠継大王
プラネックスコミュニケーションズはWi-Fiルーターの電波範囲を拡大するための中継器「忠継大王」をAmazon.co.jpで28日に発売する。現在の実売価格は5,980円。
利用イメージ
忠継大王はメーカーを問わず様々なWi-Fiルーターで使用できる中継器で、コンセントに挿してWPSボタンを押すだけで簡単に中継設定ができる。Wi-Fiのクライアント機器側、例えばスマートフォンやタブレット、PC等ではWi-Fi設定をいじる必要はない。忠継大王で中継してもSSIDは変わらないため。
自宅において特定の部屋などでWi-Fiの電波が弱い場合などに重宝するアイテムだ。
(3) BLUEDOT、9980円のタブレット「BNT-700」を発売へ
BLUEDOTは7インチ・タブレット「BNT-700」を20日に発売する。実売価格は9,980円。スペックは限られるものの、約1万円の低価格タブレットなので、ちょっとした用途に使うにはよさそうだ。しかも、低価格とはいえ、「Google Play」を利用できるため、より高価な端末と同様にアプリを自由にインストールしていくことができる。
BNT-700
主な仕様はOSがAndroid 4.2.2、CPUはデュアルコア1.2GHz、メモリは1GB RAM、8GB ROM、ディスプレイの解像度は800×480ドットでWi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、本体サイズは約192×117×12mm、重さは約315gだ。なお、Bluetooth、GPSには非対応。
(1) パソコン向けウェブサイトをリニューアル
NTTドコモ(以下、ドコモ)はパソコン向けウェブサイトをリニューアルし、ログイン機能を導入した。ログイン機能を導入したことによって、従来は「My docomo」でしか確認できなかったドコモポイント、プレミアクラブのステージといった一部情報をドコモ公式ウェブサイトでも確認できるようになった。
公式ウェブサイトのリニューアルに伴い、My docomoのトップページのデザインも変更されている。
なお、リニューアルに伴い、My docomoの利用規約の再同意、お客様情報登録の確認・設定が必要になる。
変更内容
(2) 愛犬向けサービス「ペットフィット」
ドコモは3月をめどに愛犬向けサービス「ペットフィット」を提供開始する。ペットフィット向けに愛犬の各種データを取得するためのタグ型端末「ペットフィットタグ 01」、タグと連携して使う「ペットフィットステーション 01」が開発され、サービスの契約者向けに提供される。
タグには3G通信機能が内蔵され、同じくタグに内蔵された各種センサーによって取得したデータを都度クラウドへアップロードする。愛犬の様子、温度、カロリー収支、歩数、睡眠時間などの管理ができる。
さらに、タグとステーションは通常はBluetooth接続された状態となるのだが、万一、愛犬がそのBluetoothエリアを一定時間離れた場合は迷子になった可能性があるため、指定したメールアドレスへそのことを通知するとともに、タグに内蔵されたGPS機能によって愛犬の居場所を知ることが可能となっている。
上:ステーションの管理エリア内に愛犬がいるとき、下:エリアから一定時間出た場合
料金は初回契約時が25,900円で、75MBまでのデータ通信もしくは365日利用できる。データ通信量超過時もしくは期間が過ぎた後も引き続き利用する場合は更新手続きが必要。更新費用は7,500円。
(3) NOTTVで電子雑誌の配信が開始へ
スマートフォン向け放送局「NOTTV」を提供するmmbiは24日より電子雑誌「NOTTVブックス」の提供をNOTTV内で行う。NOTTVの契約者であれば追加料金無しで利用可能だ。
画面イメージ
NOTTVは放送波を利用したサービスだが、番組のほか新聞、チラシ、クーポンなどのデータを配信することも技術的に可能となっており、既に電子新聞の配信は行われている。今回はそれに加えて電子雑誌も配信される。配信される雑誌のラインナップはまずは8誌で、今後は順次追加される予定。
楽天がViber社を買収するという大きなニュースが先週末に行われました。Viberは私もAndroidスマートフォンにインストールして使っていましたので、一ユーザーとして驚きました。楽天はViber社が持つ海外での巨大なユーザー基盤を自社サービスのグローバル展開において活用する方針を示していますが、Viber自体の国内普及もこれまで以上に進む可能性があります。日本ではこの分野にはLINEという、今や標準的なサービスがありますので、Viberが広まるかどうかは分かりませんが、注目したいところです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!
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