【Twitter特集】第1回 : 今更聞けない、Twitterの仕組みについて!
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Twitterって楽しいですよね。短文投稿サービスという呼び方もある程度知名度があるかと思いますが、本来「Twitter」とは鳥のさえずりのことです。だからアイコンも鳥なんですね。
ではそもそも、なぜTwitterはこうも多くの人を惹きつけるのでしょうか。
開発:Twitter, Inc.
Twitter(ツイッター)は、1回140文字までの短文を投稿できる匿名のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)です。
……といわれても、SNSって具体的に何をどうするものなの?「投稿」するってどこに何を投稿するの?そもそも何を目的に使うサービスなの??
という疑問が抜けきらない方もいるんじゃないかと思います。
そこで、今更聞けないTwitterの魅力、どういった使い方ができるかをまず考えてみました。
Twitterでできることとは
……とまぁこのように、Twitter1つで「独り言(言い方を変えれば超手軽な日記)」「チャット(会話)」「メール(1対1のメッセージ)」全ての機能をカヴァーすることが可能です。
更にTwitterは規定の文字数さえオーバーしなければURLを入力してもokなので、画像やウェブページのURLを追記して紹介することも可能です。文字数を抑えるための「短縮URL」が流行ったのもこれが理由です。
オクトバの記事内にもあるTwitterボタンを押すと、その記事タイトルとURLが入力された投稿画面になりますよね。ここに自分の言葉で一言コメントをつけて投稿もできるので、ここでも「発言」が「紹介」と結びつき、更に「コメント」機能まで持っているため非常に多様性があります。
たった140文字でこれだけ広大・自由なコミュニケーション手段を実現したため、Twitterは世界的に大ブレイクしました。
メール、メッセンジャー、チャットと違ってこちらからアクションを起こす(相手にメッセージを送信する)のではなく、自分の発言を見た不特定の誰かがアクションを起こす可能性があるところ(共感、反響)がSNSのミソです。
Twitterはメッセージ(テキスト)ベースのSNSです。じゃ、SNSって何?メールとかとどう違うの??
Twitterの醍醐味であり、既存のメッセンジャーやチャットソフトとの一番の違いは発言が完全にオープンであるということだと思います。つまり、BBS等特定の閉鎖された空間内ではなく、インターネットにメッセージを直接発信できるのがSNSです。
実生活に例えるなら、メールやメッセンジャーは「会話」そのものでしたが、SNSでの発言は「回覧」、という解釈もできるかと思います。回覧板って家から家に回すだけじゃなく、ゴミ捨て場など不特定多数が見れる場所に掲示することもありますよね、あんな感じです。
Twitterで自分が行った発言は全てタイムラインに表示されます。「タイムライン」とは、自分と仲の良い人(=フォロワー)のつぶやきを時系列でどんどん追加していく一覧画面のことです。
Twitterは短文を気軽に投稿できることが人気なので、フォロワーがいっぱいいるとすさまじい頻度で更新されます。
こちらもTwitterだけに留まらず、多くのSNSで使われている言葉です。
「フォロー」とは、簡単にいうと「アナタに興味があります」という意思表示です。Twitterで特定の誰かをフォローすると、以後その人の発言は全て自分のタイムラインに載ります。
有名人だとフォロワーを何万人と抱えているケースもあり、実際に見たことはありませんが想像するにそういう人のタイムラインは滝のように流れていることでしょうね。
ただ、自分のタイムラインに流れるのは「自分”が”フォローしている人」のツイートです。「自分”を”フォローしている人」であっても、こちらからフォローしない限り自分のタイムラインには表示されません。あくまでも「アナタに興味があります」という意思を自分から示した(=フォロー「した」)場合のみ追加される仕組みです。
これとは別に、SNSの「プロフィール」は誰でも閲覧可能な状態にあるため、フォローしたからといってその人と「お近づきになった」とは必ずしも言えません。フォローした後で何度かやりとりを重ねて親密になっていくことは可能ですが、その場合現実で友達を作る時と何ら変わりませんよね。
フォローしたからといってプライベートに変化が起こるようなものではありませんが、フォローするとその人に関してより多くを知るきっかけを得ることができます。
いわゆる”メンション(@ツイート)”というやつです。Twitterにつぶやきを投稿する際に、「@相手の名前」をつけるとその人に向けてメッセージを発信でき、そのツイートは対象者のタイムラインに表示されると同時に(設定によっては)受け取ったことが通知されます。
それを見た相手が再度@つきで返答をくれた時に会話が成立し、以後は同じように@つきの発言を繰り返していくかたちになります。
これは誰でも見られる場所(タイムライン)に掲載されるため、途中参加や複数人でのディスカッションも可能です。
いわゆる”DM”、ダイレクトメッセージというやつです。
会話を行う2人がお互いのアカウントをフォローしている場合、「DMを送る」または発言時に「d @相手の名前」をつけることでダイレクトメッセージを送信できます。
DMは「送信した人」「受信した人」しか見ることのできないクローズドなメッセージです。不特定多数に向けて公開したくないプライベートな会話(例えば「明日◯◯の誕生日だからサプライズパーティ企画しない?」とか)を当人の間のみで見られるものです。
Twitter、ひいてはSNSの流行に伴って耳に入るようになった言葉に「拡散」というものがあります。
これは文字通り、SNSから発信された特定の発言をより多くの人に見てもらおうと「広める」行為です。
これを思いっきりシンプルに例えるなら”ねずみ講”のシステムに酷似しています。
まず第一段階として、ある人のつぶやきを見た人が「これは面白いからあの人に教えてあげよう」と思います。あるいは、そのつぶやきに対して自分の思い(コメント)を添付したいと思ったとします。そしてその人はそのつぶやきをRT(リツイート)しました。この場合のRTとはつまり、そのつぶやきを自分のタイムラインに載せたわけです。この時点でいわゆる「友達の友達」としてあてはまる全ての人がこのつぶやきを見る可能性があります。
そしてそのタイムラインを見れる人がRTされたつぶやきを発見、同じように「面白いから教えてあげよう」「自分はこう思うからコメントしよう」としてRTします。
そしてそれを見た人がまたまたRTをして……以下エンドレスです。
そして更なる段階として、SNSはSNS同士で結びつくことが可能です。これによってどうなるかというと、発端となったつぶやきがFacebookで、Google+で、Tumblrで共有されます。その逆も然り。
巡り巡って共有されまくった結果、その情報は瞬く間に世界中のあらゆる場所で閲覧されることになるでしょう。これが「拡散」です。
ここで先ほど「その1」の最初に書いた一文を思い出してください。SNSは「発言が完全にオープン」であることが特徴です。
つまり、一度タイムラインに載ったものはその時点で誰でも見ることができます。RTはそれを更に見つけやすくする行為です。
フォローした人の発言(つぶやき)は全て自分のタイムラインにも載ります。つまり、フォローしている人が別の誰かのつぶやきをRTした場合、それを知ることができるわけです。
仲の良い人のタイムラインに載ったRTであれば、発言元が全くの他人であったとしても簡単に見つかるでしょ?
多くの人が関心を寄せるニュースや、世界のどこかで起こった奇跡的な瞬間などであれば相当な勢いで拡散されます。
この時注意しなければならないことが、(繰り返しになりますが)SNSは今まで慣れ親しんできた「メール」「メッセンジャー」「チャット」全てと全く異なるサービスであるという点です。SNSでの発言は「完全にオープン」であり、その発言は「誰でも閲覧可能」な状態でウェブ上に公開されていることは必ず念頭に置いてください。
昨年多発した炎上騒動も、発言がオープンであるが故に不特定多数の人に発見・閲覧、そして拡散された結果起こった騒動であるといえます。
メールやメッセンジャーの場合、発言というものは相手に向かってするものでしたが、Twitter等のSNSでは特定の相手というものが存在しないんです。故に、その発言は誰でも見ることができるため、その発言に対し意見や共感を持った人からの返答もあるというわけです。
そしてもう1つ、忘れちゃいけないとても大切な注意点があります。
Twitterはユーザーネームに好きなものを使える「匿名SNS」ですが、今書いた通りSNSは別のSNSに情報を共有することができます。これによって「実名SNS」であるFacebook/Google+などと情報が結びついた時、何が起こるか。
匿名だからと安心して行った発言が辿られ、例えばTwitterのプロフィールにFacebookへのリンクがあった場合、発言者の名前と住所と学校名が判明した、といった事例も数多くあります。
某掲示板サイトなどで時折騒がれる、いわゆる「特定」騒動がこれにあてはまることも多いです。SNSに限らずインターネットを使った情報の流通はほとんどの場合「記録(ログ)」としてどこかに残ります。過去の発言を辿ったら免許証の写真がアップされていて個人情報が丸裸にされたケースというものもありました。またニックネームを共用している場合や、記念写真など「その人にしか投稿できないもの」を共有している場合も特定の根拠となる可能性があります。
「拡散」と「共有」はほとんど同じ側面を持っています。一度広まってしまった情報は訂正はおろか完全に削除することさえ事実上不可能であるとさえ言われています。
「情報リテラシー」について度重なる注意喚起が各所でなされたのもこうしたことが原因として存在するからです。
気軽に使えるSNS、欲しい情報がすぐ手に入る便利なインターネットは世界中に浸透していますが、決して気軽に重要な情報を発信してしまうことのないように気をつけたいところです。
開発:Twitter, Inc.
アプリ名 | |
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対応OS | 端末により異なります |
バージョン | 端末により異なります |
提供元 | Twitter, Inc. |
レビュー日 | 2014/02/03 |
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