『My Paid Apps』はその名の通り、自分が購入したアプリを把握するためのアプリです。
Googleアカウントと紐付けることで、そのアカウントを使ってGoogle Playから購入したアプリを一覧表示し、それと一緒にGoogle Playを通じてアプリに課金した履歴も表示可能。
「有料アプリ、今月は買いすぎかな?」と考えたことがある方、必見です。
本アプリはインストール時に「この端末上のアカウントの使用」および「この端末上のアカウントの検索」という権限を要求します。
そしてインストール後にアプリを起動したら、Googleアカウントを紐付ける必要があります。
これは本アプリがアナタのGoogleアカウントに記録されているアプリの購入情報(履歴)や金額情報を取得するために必要だからです。
が、万が一この権限が悪用されるとユーザーの確認ナシで勝手にアプリをインストールされてしまう可能性もあります。マルウェアの入ったアプリなどがいつの間にかインストール・起動されていると甚大な被害に繋がる恐れがあります。
この権限の動作に関しては下記に詳細な説明がありましたので確認してみてください。
・マカフィー株式会社 | McAfee Blog -Google Playからアプリ自動インストールを行う危険な国内向けAndroidアプリ
アプリをダウンロードする時は権限をよく確認し、デベロッパを信頼できると判断した場合のみ許可するようにしてください。
セキュリティアプリを最低でも1つ常駐させておくこともお忘れなく。
どうしても判断がつかないという方のため、『McAfee Antivirus & Security』で調べてみた結果を掲載しておきます。
※あくまでも「オクトバのNexus 5」にインストールした本アプリを「McAfee」で調べたらこうなったというだけで、安全性を保証するものではありません。
が、少なくとも今回は危険とは判断されませんでした。
上部のタブを切り替えることでジャンル別に見ることができます。
左から、
全てを表示するタブ
アプリのみ表示するタブ
アプリ内課金のみ表示するタブ
となっており、更にその隣からはアーケードやパズル、カジュアル、コミュニケーションなど、アプリの種類別にソートすることもできます。
※このアプリに表示されるのはあくまでも「そのアカウントで購入した有料アプリ」「アプリ内からGoogle Play(Googleウォレット)を通して課金した記録」のみです。
PERSONALIZATIONというタブには、例えばホームアプリ用のきせかえテーマだとかアイコンパックのようなプラグインアプリやライブ壁紙などが並ぶようです。
メニューからはアプリの並び順の変更(名前順/日付順)と、アカウントの切替ができます(複数のGoogleアカウントを端末に紐付けている場合)。
アプリをタップすればPlayストアアプリで直接開くこともできます。
本アプリは端末1つで手軽に購入履歴を参照できるのが魅力ですが、Googleアカウントを使った取引の記録はGoogleウォレットで確認できます。
購入用に登録したクレジットカード情報や、紐付けたキャリア決済情報、Google Playギフトカードの残高などもここから確認できるので、Googleウォレットを使うのも1つの手です。
ただ、Googleウォレットでは購入履歴が日付順に表示されており、ジャンル等でソートはされていないため例えばアプリ内課金の履歴のみを把握したい場合にはちょっと使いづらいかもしれません。