AndroidスマートフォンにはGoogle謹製のマップアプリが初めからインストールされているので、Googleマップを常用している方も多いと思います。
しかし、ヤフーが提供している『Yahoo!地図』には花粉の飛散状況や雨雲レーダー、距離計測や観光地のガイドマップなど、Googleマップにはない魅力的な機能があります。今回はその機能についてご紹介していきたいと思います。
GoogleマップもYahoo!地図も、地図のデータはゼンリンのものを使用しているのであまり違いはありませんが、道路の色やアイコン、表示される情報量など「見せ方」には違いがあり、好みが分かれると思います。
また、Yahoo!地図は地図の更新情報も公開されており、Googleマップよりもデータの更新が速い印象です(個人の感想です)。
この時期、花粉に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
Yahoo!地図は、5月までの期間限定でスギ花粉(北海道はシラカバ花粉)を中心にした花粉の飛散状況を地図上に表示しています。
画面上にある花粉ボタンを押すと…この日は近畿から北海道にかけて雨や雪だったため、九州や四国を中心に多く飛散しているようです。
観測所のない沖縄県を除く、全国102ヶ所の観測地点で計測されています。
飛散状況は、オレンジの「非常に多い」から、グレーの「飛散開始前、終了、欠測」の5段階で表示されます。
当日を含む3日分を切り替えて表示でき、リンク先のY!天気・災害では1週間分の週間予測を確認することができます。
毎週日曜日の19時には飛散予測を通知してくれます。これは設定によってOFFにすることも可能です。
メニューから「雨雲レーダー」をタップすると表示される雨雲レーダー。その名の通り、地図上に雨雲を表示してくれます。
雨の様子は現在時刻の前後それぞれ1時間確認できるので、職場や学校を出るときに自宅付近の雨雲をチェックできます。
最近(2014年3月5日)のアップデートで、雨雲レーダーの通知機能が追加されました。
現在地周辺で雨が振りそうなときに、通知でお知らせしてくれます。通知のON/OFF、通知停止時間の設定はアプリの設定から可能です。
続いて、地図上での距離計測や地下街マップについてお伝えします。
Yahoo!地図では、地図をタップするだけで距離を計測することも可能です。
例えば浅草駅から東京スカイツリーまで計測してみると、距離は約1.3km、徒歩18分で到着します。画面の下部には高低差も表示されるので、初めて行った場所などでは特に役立ちそうですね。
Googleマップでは駅や建物の中が表示できましたが、Yahoo!地図では各都市にある地下街の地図を確認できます。
地下街ってお店がたくさんあったりしますけど、いつでもどこでも気軽に調べられる地下街の地図はありがたいですね。
国内の主な観光地のガイドマップが収録されているので、簡単な観光情報ならここで済ませちゃうこともできます。
地図上に表示される黄緑色のアイコンをタップすると表示されます。
ガイドマップはメニュー画面から開くこともできます。
このように、Googleマップにはない機能も多々あるので、状況に応じて使い分ければ生活や外出がさらに便利になりそうですね。Googleマップのさまざまな機能についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
・【Androidスマホのコツ】知ってるようで意外と知らない！？「Googleマップ」使いこなし術
経路検索機能や地図クリップ機能など、今回紹介しきれなかった便利な機能はまだまだあります。以前紹介した記事もぜひ参考にしてみてください。
・Yahoo!地図 : 3D表示・リアルタイム情報・観光案内も！国内地図アプリの決定版が大幅刷新！無料Androidアプリ