【ニュース】KDDI、次世代音声通話「VoLTE」や音声通話定額、高速通信「LTE-Advanced」を年内にも開始へ
[PR記事]
KDDIの田中孝司社長は朝日新聞社のインタビューのなかで、LTEを用いた次世代音声通話サービス「VoLTE」や音声通話定額、LTEの数倍の高速通信が可能な「LTE-Advanced」を年内にも導入する予定であることを明らかにしました。
また、MNPによる契約者への高額キャッシュバック問題やNTTグループに対する規制緩和についても触れられています。
年内にも開始
VoLTE(ボルテ)はVoice over LTEの略で、LTE上で音声通話を実現する技術です。現在は、LTE対応の端末であっても3Gの回線交換網を利用して行われています。VoLTEはLTEの特性である低遅延を活かすことで遅延を抑え、3G回線での通話とほぼ遜色がないものになるのに加え、電波の利用効率も上がるとされています。
田中社長は、2014年3月期第3四半期決算発表会のなかで、VoLTE導入時に音声通話定額の導入を検討していると話していましたが、今回のインタビューのでは音声通話定額サービスの開始を明言しています。また、現在のLTEの数倍の通信速度が出る新規格「LTE-Advanced」も年内に導入する方針です。
2014年3月期第3四半期決算発表会 資料より
このほかインタビューでは、MNPによる契約者への高額なキャッシュバックについて「縮小する方向で動いている」と話しているほか、NTTグループの固定回線・携帯電話
回線のセット割規制緩和についても触れられています。
関連情報
・高音質の次世代通話、年内に導入 KDDI・田中社長|朝日新聞デジタル
・2014年1月 決算社長会見 | 社長会見 | KDDI株式会社
・VoLTE(Voice over LTE) | 用語集 | KDDI株式会社
- ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
- ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
- ※記事および画像の無断転用を禁じます。
執筆者