MicrosoftのWordやExcelそしてPowerPointといったOfficeアプリを閲覧・編集できるアプリ『Microsoft Office Mobile』が個人においては無料で利用できるようになりました。
これまでもWordやExcelのファイルを開くことのできるアプリはありましたが、今回はMicrosoft公式のものです。ファイルはOneDriveに保存されるので、ネットに繋がっていればどこからでもファイルを閲覧・編集することができます。
本アプリを利用するにはMicrosoftのアカウントが必要になります。
アカウント作成については、以前『OneDrive』をご紹介した際にも触れているので、そちらを参考にしてください。
主に3つのタブに分かれています。左から
・最近使ったファイル
・OneDrive（など）に保存されたファイル
・新規作成
となっています。
PCで作成したOffice系アプリのファイルをそのまま開くことができます。また、簡単な入力や装飾などの編集も可能です。ただし編集が可能なのは「.docx」など最後にxのついたファイル形式のみで、古い「.doc」といった形式のファイルは閲覧することはできても編集はできません。
Excelでは、複数のセルを指でなぞって選択することができます。このとき右上の関数ボタンをタップすると、よく使われる関数での計算結果が表示されます。
関数をタップすれば、その結果が次のセルに入力されます。
PowerPointも表示・編集できます。プレゼンの直前にトイレでこっそり確認や練習ができますね。
閲覧時は横画面での表示にも対応しているので、とくにPowerPointの場合は横画面のほうが見やすいと思います。
本アプリをインストールしておけば、メールに添付で送られてきたファイルなどもすぐに開くことができます。
送られてきたものを確認する程度なら本アプリでも十分ですね。
現在のところ、本アプリはスマートフォン用でありタブレットおよび一部のスマートフォンには対応していないようです。こういったものは大画面で確認したい場面もあるので、なるべく早く対応してもらいたいところですね。
なお、本アプリを無料で利用可能なのは個人利用に限ります。ビジネス用途で使用する場合はOffice 365のサブスクリプションが必要となるのでご注意ください。