NTTドコモが6月より音声通話の定額サービスの開始や、データ通信を家族内で分け合えるプランを導入すると一部メディアが報道しました。
新しいデータプランは現行の半額程度まで利用料金を抑えることができ、格安SIMやLINEなどの無料通話など他社サービスへのユーザー流出に歯止めをかけたい考えです。
なお、ドコモはこれらの報道を否定するコメントを発表しています。
日本経済新聞や朝日新聞の報道によると、新しい料金プランは6月から開始される予定で、以下の2つが大きな柱となります。
1.家族でシェアできるデータ通信定額
同居する家族でデータ通信の容量を分け合える仕組みにします。月10GBのプランは1万円弱となる予定で、家族4人で利用する場合は1人あたり約2,500円となります。
現在、月3GB利用できる「Xiパケ・ホーダイ ライト」は4,700円であることから、新しいプランは現行の半額程度に収まります。
プランは10GBプラン以外にも複数のプランが用意され、年齢や契約期間に応じた割り引きも導入される見込みです。
2.音声通話定額
ドコモは現在、ドコモ同士の通話に限って月額1,410円で定額となる「Xiトーク24」を提供していますが、これを他社携帯電話や固定電話宛ての通話も含めた完全通話定額となります。料金は2千円台となる予定です。
これらの報道に対し、ドコモは「料金プランについては、お客様にドコモをより長くご利用いただけるよう様々なプランを検討していますが、現時点で決定した事実はございません」などとコメントを発表しています。
・ドコモ、データ通信に家族割 スマホ新料金プラン:日本経済新聞
・スマホ低迷、打開狙う ドコモ料金大幅値下げ|朝日新聞デジタル
・ドコモからのお知らせ : 当社の料金プランに関する本日の一部報道について | NTTドコモ