今年3月までの15ヶ月間に、少なくとも(セキュリティ会社が把握しているだけで)4万台近くの国内パソコンが感染したとのことです。
NHKの報道によると、こうしたネットバンキングなどのパスワードが盗みとられる被害は、個人だけでなく企業などの法人口座でも急増しているとのことです。
報道内で専門家は「非常に(手口が)巧妙化している。ここ暫くは残念ながら被害は拡大すると思う。まずは、用心を怠らないこと。いろんな対策をしても起こりえるんだということを、企業だけでなく一般の人も思わなければいけない」と述べています。
不正送金の被害総額は去年1年間だけで14億600万円にのぼると見られています。
狙われる貯金、個人だけでなく法人口座からも
報道内でも述べられていましたが、法人口座で不正送金が行われた国内の銀行は10行余りに上ることも報告されました。
三菱東京UFJ銀行も、先週、法人口座で被害があったことを明らかにしています。
企業におけるセキュリティ対策は当然のことですが、より一層の対策が求められます。
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