Googleが14日、超航空を飛行する無人航空機(ドローン)を開発する企業「Titan Aerospace」を買収したことが明らかになりました。Titan Aerospaceはその買収をFacebookが考えていたという噂もあった企業です。買収額は不明。
画像収集などに活用
Titan Aerospaceの開発するドローンは太陽光発電で高い高度を長時間飛行できる無人機です。
Googleは買収によりこの技術を手に入れ、今後はGoogleマップで使うような空からの画像収集といったプロジェクトに組み込む計画のようです。また、現在ネット接続のできない遠隔地にもネット環境を届ける「Project Loon」という計画もあり、こちらにも関わってくるものと見られます。
Titan Aerospace社は同社のウェブサイトで「遠隔地へのインターネット提供や、石油流出・森林伐採のような環境破壊のモニターといったことをやるには我々の技術はまだ早い、Googleに加わって学ぶことに興奮している」というようなことを書いています。今後はそういった分野への利用が期待されます。
注目集まるドローン
ドローンといえば、Amazonが小型の無人飛行機での配達を行う構想といったニュースも記憶に新しく、Facebookもまた別のAscentaという企業を買収し、ドローンでインターネット環境を世界中に届けるというような計画もあります。
この分野には今後も要注目ですね。
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