Googleは現地時間4月15日に行われた「Project Ara」の開発者会議にてエントリーモデルである『Gray Phone』を発表、2015年1月に50ドル(約5,100円)で発売と各メディアが報じています。
『Gray Phone』はAndroid OSで動作しますが、現行のAndroidはモジュール型スマートフォンに対応しておらず、2014年12月までに対応するドライバーを完成させる見通しです。
Motorolaを売却するもプロジェクトは続行
「Project Ara」を推進していたMotorolaはGoogleに買収され、更に中国Lenovoに売却しましたが開発チームであるAdvanced Technology & Projects(ATAP)を手放す事はありませんでした。
Motorolaから離れたATAPは現在、米国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)の元ディレクターであるRegina Dugan氏主導で開発が進められているようです。
また、『Gray Phone』の50ドルという価格はモジュールをはめ込むフレームの価格であり、ユーザーが選択するモジュールによって総金額は変動します。
Motorolaが売却された時にはどうなる事かと心配になりましたが、無事に発売されそうですね。今年9月にはプロトタイプが公開されるとの事なので、続報を待ちましょう!
関連情報
・Project Ara|Google
・Google targeting Project Ara modular phone for January 2015|cnet.com(英文)