ロマン溢れる広大な海底を大冒険して秘宝を集め、換金して船を強化できる深海探索アクション「DIVE -The Mystery Of Abyss-」

「The Abyss」って映画ご存知ですか?または「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」とか。ああいうSF深海アドベンチャーが好きな方ならきっと気に入ってくれると思います。
『DIVE -The Mystery Of Abyss-』は潜水艦を操作するアクションゲーム。海の底に眠る秘宝を求めて、めっちゃくちゃ広いマップを大冒険できます。
システムも相当凝っており、燃料の概念があったり、手に入れたお宝を売って装備を強化できたりとやりこみ要素が盛りだくさん!

指一本でできる直感操作

初代「モンスターファーム」でヘンガーと一緒に探検に行った日々がふっと浮かびました。「テイルズオブエターニア」とも雰囲気的に近いかも?

本ゲームの操作は簡単で、画面のどこをタッチしてもよし。
上下左右、指をスライドした方向に進みます。
ただ、操作対象である潜水艦は「方向転換」ができません。曲がる際は必ず前進しながらとなるため、結構操作は難しいです。
右下の「BACK」ボタンを押すと後退もできますが、この時は曲がれません。

また、移動していると画面上部の燃料が少しずつ減っていきます。必ず燃料が切れる前に自力でドックに戻ってください
燃料が切れてしまうと任務失敗となり、強制帰還です。はじめはあまり遠出しないほうが良いと思いますね、いくらマップが見れるからとはいえ、方向を見失うことも多いですから。

しかも、

バカジャネーノ…ありえないほど広いマップ

実際プレイしてみるとわかるんですが、本ゲームのマップはビックリするくらい広いんです。マイクラで例えるならそれこそ海洋バイオーム並。
開始後1分くらい直進してて遺跡を見つけたんですが、マップ上では5ミリも進んでいませんでしたw
恐らく、全く強化していないデフォルト状態ではマップの端にたどり着くことは不可能だと思われます。
また、「行き」だけで燃料を使い果たすことももちろんできません。きちんと自力でドックに戻らなければクリアとはなりませんので、「帰り」の分も計算に入れる必要があります。

豪快にブチ破って内部へ(笑)!

「FIRE」ボタンを押すと前方に魚雷を発射します。
これで海底遺跡の入り口をぶっ壊して侵入、お宝を探します。

あっ、言い忘れてましたが本ゲームの基本は海底に散らばった宝箱を集めることです(今更)。

探索中は右上のレーダーに気を配っていてください。一定の範囲内にお宝を感知すると音が鳴ります。
宝箱と潜水艦が接触すると自動的にお宝を回収してくれます。なお、お宝にはランクがあって、相応の装備を持っていないと高ランクのお宝は回収できません。
どんどん集めていきましょう。

途中で激流に阻まれて進めないエリアがありました。強力なスクリューを買う必要があるようですね。
お宝も集まったし、一旦帰りましょう。帰り道わかる?

ドックに戻るとその場で燃料の補給ができ、再び出発することもできます。
「ドックに戻る」を選ぶとミッションクリアとなり、回収した宝箱が開かれます。
ちなみにポーズ画面にも「ドックに戻る」ボタンはありますが、ここを押すとミッション失敗となってお宝を失います。

コレクションを売って船体を強化しよう

ドックでは、燃料の補給、マップ確認、船体の強化(パーツ購入)、コレクション(回収したお宝の確認と売却)、オプション(SEや言語設定等)ができます。
当たり前ですが燃料も有料ですから、お宝を全く発見できず燃料だけ使ってしまうと大損ぶっこいちゃいます。

「コレクション」を売ってコインをゲットし、「カスタム」で船体を強化します。
最初はケチケチせずに全部売っちゃってもいいと思います。宝箱のランクも低いですしね。
船体のパーツにも種類があり、

があります。中盤以降戦闘要素などもあるようなので、ミサイルも意外とばかにできないかも。

更に1つ注意点が。

先ほど発見した遺跡の中の激流を突破するためにスクリューを強化したんですが、そのままタンクを強化せずに出発したところ今までの倍くらいのスピードで燃料が減っていきました。
出力を上げるとスピードが出る分燃料も早く消費してしまうようです。
だからといってタンクの容量を増やしても、結局補給時にかかるコストが膨らむことになると思います。
「コイン」は結構余裕をもたせた状態で出発したほうがいいかもしれません。いざという時に燃料補給だけでもできるようにね。

失敗続きでコインがなくなっちゃっても大丈夫。デイリーボーナスでコインが貰えることがあります。

そんなこんなでレビューのためにちょっとやるつもりが1時間くらい黙々とプレイしちゃって叱られました(´Д`;)
ゲームの発想として比較的オーソドックスであるはずが、バランスが優れているためか非常に面白く感じましたね。

ただ、フルCGのためか動作がかなり重たいです。それなりに最近の機種でも途中で何度か画面がカクついていました。
プレイする際はグラフィックに強いハイパワーマシン(Tegra搭載機とか)が望ましいかもしれません。