ドコモ、LTE通話「VoLTE」を6月に開始!夏モデルの主要スマホはほぼ全機種対応となる?

NTTドコモの加藤薫社長は17日、高速データ通信「LTE」で、IP技術を使った音声通話サービス「ボイス・オーバーLTE(VoLTE/ボルテ)」の6月開始をフジサンケイビジネスアイのインタビューで明らかにしました。
インタビューの中で、5月中旬に発表される見通しの夏モデルの主要スマートフォンはほぼ全機種をVoLTE対応とし、6月1日に始める新料金プランを適用すると報じられています。

ドコモが先行してスタート

ドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社は現在、LTE対応のスマホでもデータ通信はLTE網を使う一方、音声通話は第3世代(3G)網でサービスを提供。

VoLTEを導入すれば設備の効率が高まり通話品質の向上が見込めることから3社とも採用を決めていますが、ドコモは先行してスタートさせます。

導入の効果について

ボルテの導入効果について、加藤社長は「設備負担の軽減だけではなく、トラフィック(通信料)が3分の1になり、音声の伝送効率も高まる。音質はクリアで(相手に着信するまでの)呼び出し時間も短縮され、(現在は0.3秒の)通話の遅延時間(タイムラグ)を2分の1に改善できる」と説明しました。

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ドコモ、LTE通話を6月開始 スマホ夏モデルで対応、新料金プランも(3/3ページ) | SankeiBiz(サンケイビズ)