旧バージョンのままだと全て「非通知」に、LINEアプリアップデートで「LINE電話」の本人確認を強化

hiro

10年前

LINEは4月28日、Android版LINEアプリの最新バージョン（4.3.0）を公開しました。
通話サービス「LINE電話」において、SIMカード差し替えによる番号偽装などの悪用を防ぐための措置として、SMSによる認証が追加されました。
このほか、トークのスタンプ送信前のプレビュー機能や、「知り合いかも」に追加された理由を表示されるなどの機能追加も含まれています。

SMSによる認証が追加

LINE電話は、初めに認証に使用したSIMカードを差し替えることで発信者が偽装できるのではないか、などの悪用を懸念する声が広がっていました。これに対しLINEは、4月中に本人確認を強化するアップデートを行うと予告していました。
・「LINE電話」番号偽装問題などへの防止策として、端末・番号確認プロセスの強化へ

今回のアップデートによる新しく追加された確認プロセスの手順は次の通りです。

「LINE電話」画面上に認証に関するポップアップが表示される
「認証」をタップすると、LINEに登録している電話番号宛にSMSが届くので認証番号を確認する
「LINE電話」の画面に戻り、SMSに記載されていた認証番号を入力する

以上のプロセスで認証が成功すると、「LINE電話」から、発信者番号を表示させて電話をかけることができます。

なお、この認証は全てのユーザーに行われるものではなく、本人以外の電話番号を利用して「LINE電話」で電話をかけている可能性がある場合のみ行われます。

認証をキャンセルした場合や、認証に失敗した場合、バージョン4.3.0未満のLINEを利用中の場合は、本人確認ができなかったと判断し、「LINE電話」から発信した電話番号が非通知になります。

その他の追加機能

今回のアップデートでは、以下のような新機能も追加されています。

スタンプ送信前に確認できる「スタンププレビュー」機能を追加
同じスタンプを手軽に送る機能の追加
保有中のスタンプを選択すると入力ウィンドウに移動するよう修正
グループの最大人数を100人から200人へ拡大
「友だちかも」の理由を表示（「電話番号で友だち追加されました」など）
連動していないアプリのメッセージ受信設定機能を追加
LINE連携アプリからの招待メッセージなどを一括受信オフ

＼この記事をシェアする／