仰々しい発表会の時代は終わった ソフトバンク、今後数年間はまとまっての発表会を開かない予定
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ソフトバンクモバイル株式会社は7日、2014年3月期の決算説明会を開催し、2013年度の営業利益が1兆円(一時益含む)を突破したことなどを発表しました。
2013年度連結業績は、売上高・営業利益・純利益がいずれも過去最高となり、営業利益は予想通り1兆円(一時益含む)を突破。1981年のソフトバンク設立から33年という、日本経済史上最速での達成となりました。
また、孫社長は「ソフトバンクがボーダフォンを買収した時、『10年以内にドコモを超える、できなければ腹を切る』と言い、当時は皆が笑っていたが、売上高・営業利益・純利益・ユーザー数ネットワークの繋がり度合いでもドコモを超えた、色んなリサーチデータで出ている事実です。」と、どれか一つではなく、あらゆる方向からドコモを抜いたことを強調しました。
また、これまで1000日以上にわたり大規模事故(総務省に報告義務のある「継続2時間以上、影響利用者3万人以上」)を起こしていないとアピールしました。
ソフトバンクは今夏の新製品発表会の予定はありませんが、これに対し孫社長は「仰々しい発表会という形式は役割が終わった、今後数年間か、状況が変わるまでは見直すべきだ」と語りました。
これまで、20機種も30機種も揃えて発表して出すという時代には必要性がありましたが、現在はiPhoneと数機種のスマホという状況であり、その数機種はAndroid、従来の機種は技術の進化はほとんどなくなり過去の焼き直しという状況で発表会をやるのに意味があるのか、ということです。
また「iPhoneについてはアップルが発表会をやっているし、Androidについては実はそんなに機能の差が無い、品揃えの数ばかり揃える時代は変わった」とも語っています。
今後は個別のものを時々やるかもしれませんが、状況が変わるまでは発表会を開かないとのことです。
・2014年3月期 決算発表 | 企業・IR | ソフトバンク
・2014年3月期 決算説明会 | ソフトバンク
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